抽出と焙煎にだわったら・・こうなりました

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松屋式ドリップセット
当店で一番売っているセットです
これは松屋式ドリップを行うための器具です
ぼくはこの抽出法を知ってから本格的にコーヒーにのめりこみました
ぼくが今まで知っていた抽出法の常識をまったく無視するような抽出法なのに・・・
とにかく・・うまい!とおもいました

この抽出法の特徴は、抽出液が1週間程度ならばまったくにごってこないのです
そして、朝たてたコーヒーが夕方になって暖めても同じ味で飲めるのです
つまり、劣化が非常におそいことが特長です
なぜそうなるかや抽出の仕方などは
当店のホームページで詳しく説明してありますので参考にしてください
ちなみに、このセットは6500円にて販売しています


ぼくのコーヒーの基本は抽出です。抽出とは分離の技術です
つまり、焙煎の良し悪しを判定するにはコーヒー豆にどんな成分があるかを分離して判断することが大切です
ちょうど、アンプで微小な差を増幅するようなことが松屋式抽出法では可能となります
この技術を使って自分の焙煎機の問題点をひとつづつ消し去っていきました
(改造を繰り返したため原型をとどめていなかったりする・・・)
そうしてできあがったのが直火式過熱水蒸気焙煎法というものです
この焙煎法では、味が浅煎りでも味がしっかりしたり、硬い豆でも蒸らしがスムーズにできるようになりました
そんな独自の技術で出来上がったコーヒーを試しに飲んでみてください


抽出液劣化実験 松屋式抽出の実験
A・・・ 3日前に抽出。松屋式の入れたもの
B・・・ 3日前に抽出。コーヒーメーカーで入れたもの
C・・・ 2時間前に抽出。松屋式の入れたもの
D・・・ 2時間前に抽出。コーヒーメーカーで入れたもの
備考:コーヒー豆はキリマンジャロを使用
上からの蛍光灯の光が乱反射してBとDのコップは白っぽくひかっています
これが、コーヒーのにごりです
AとCのコップのコーヒーは透明なので後ろの白い線がみえています

コーヒーはまだまだわからないことがいっぱいあります
ぼくは常識を疑って実験したことだけを信じていきたいとおもいます
ぼくが実験してだした結論は、ホームページで公開するつもりです
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抽出液劣化実験 焙煎について
4年ほど前に過熱水蒸気というもので焙煎したコーヒーを飲みました
豆は伸びていないし、色もまだらな状態で煎りムラがひどい・・
まったく駄目なコーヒーでした。
そんな状態のコーヒーですからカッターナイフで豆を切ったら・・・
当然水が抜けてないだろうとおもいました
ところが、水はきれいに抜けていたんです
これだけ表面の煎りムラがひどいのに不思議におもいました
そして、これは使い方によってはコーヒーに使えるとおもいました
つまり、焙煎で一番苦労するのは「蒸らし」という段階で豆の水を抜く作業なんです
それがこの過熱水蒸気を使うと簡単にできる!
そのときに成分が飛ばないというおまけまでつく・・・
そこからぼくは過熱水蒸気の実験に取りかかりました
そして、わかったのは過熱水蒸気だけで焙煎すると豆の水分を取りすぎて
豆をはぜさせることができないという事実・・・
つまり、過熱水蒸気の特性を焙煎の「蒸らし」だけにつかうという方法・・・
そんなこんなで研究してつくりあげたのが「過熱水蒸気発生装置」(マルヤス工業と共同開発)です
この装置を使うとかたい煎りにくい豆でも水を抜いたりが自由自在におこなえます
浅煎りでも味がしっかりしていて火が芯まで確実に届いているコーヒーを試しに飲んでみてください


抽出液劣化実験 キリマンジャロをベースにした、後味にさわやかな酸味が残るブレンドです
このブレンドは、余韻に酸味を感じるコーヒーです
もともと、余韻のあるコーヒーは何杯も飲むコーヒーではなく一杯のコーヒーを楽しむものだと思います
(キリマンベースのブレンド)


抽出液劣化実験 夜、くつろいだときにどうぞ
にがみが強く砂糖・ミルクをいれると独特のコクが生まれます
このブレンドは、余韻に苦味が残ります
とくに、余韻が長く続くため何杯も飲めないコーヒーです
(マンデリンベースのブレンド)


抽出液劣化実験 香り高く、やわらかな甘味を持つブレンドです
女性を意識してつくりました
このブレンドは、余韻に甘味を感じるコーヒーです
ブレンドの中では、一番香りが強く下手な人がいれても香りでごまかせるコーヒーです
(モカベースのブレンド)


フレーバーの焙煎機 2 へ続く

制作/フレーバーコーヒー
愛知県西尾市永楽町4-21
0563-57-1292
☆よければお店に来てください。
名鉄西尾駅西へ徒歩5分 [地図
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