微差圧計を考える [珈琲科学館(1F) /焙煎理論(3F)] |
|
|
|
|
つまり・・・ひとつを開放にしておくと大気圧との比較となるわけです A・・・排気ファン付近は、排気の原動力となる部分です B・・・排気ダンパー手前付近は、ダンパーの開閉で大きく変化する部分です C・・・排気の吸い込み口付近はほとんど大気圧になります(ただし大気圧ではない) D・・・サイクロンの圧力はファンの風と煙突効果の引っ張りの合計となります(火が入らなければ必ず正圧) |
|
(バーナーに火がはいるとどうなるか)
|
片側を開放状態にしておけば微圧や微真空計となります 排気ダンパーの手前(B)が一番焙煎機の排気との関連がとりやすいと考えます 問題となるのはどことの差圧をはかるかです 開放にすれば大気圧との差圧となります しかし、焙煎機内と大気圧では温度差が大きく条件が大きく変化します そこで実際にどことどこの差圧を測定したときが バーナーに火を入れたときと火をいれないときのデーターが似るかを試してみました |
赤がB-C・火あり 青がB-C・火なし
X軸・・・ダンパー開度 |
赤がB・火あり(片側開放) 青がB・火なし(片側開放)
X軸・・・ダンパー開度 |
気をつけねばならないのはバーナーに火を入れて釜が温まると釜内に 熱風を送り込むだけ正圧になります (ただしダンパー手前はファンによって吸われているので負圧) その分・・火を入れたときと入れないときでは誤差が生まれます (誤差を理解して使う場合はかまいませんが・・・) そして、実験の結果・・・・ 排気ダンパーの手前(B)と吸い込み口付近(C)をマノスターゲージでつなぐと バーナーをつけたときと消したときのデーターの誤差が小さくなる まぁ・・・これって珈琲屋以外の人には全く役立ないですけどね ちなみに焙煎機の排気 2で マノスターゲージと風速の関係も実験しています あわせて参考にしてください |
制作/フレーバーコーヒー 愛知県西尾市永楽町4-21 0563-57-1292 ☆よければお店に来てください。 名鉄西尾駅西へ徒歩5分 [地図] ※このページの情報を転載したい方は御相談ください。 |