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ドリップポットの正しい使い方
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cup ドリップポットの使い方

ドリップポットは、コーヒーをドリップするときのやかんです。 (めちゃめちゃあたりまえですが・・・) ですから、お湯を沸かすのには適しません。つまり、これでお湯を沸かすと ふたつの問題が発生します。
ガスでお湯を沸かすと炎が外側をなめるため 取っ手が熱くなって素手では持てなくなります。(これに関しては、電磁調理器を使うことにより 問題がなくなります。電磁調理器はドリップポットの底面だけが発熱し取っ手は熱くならない)
もうひとつは、沸騰させたとき金属部分に熱がたまってドリップのとき、注ぎ口から泡がでて その泡がじゃまをしてきれいに細くお湯が出るのをじゃまをする。(これを防ぐには、ドリップポットの お湯をかくはんして沸騰の泡を出し尽くしてやる)
この2つの点からドリップポットはお湯を沸かすべきではないのです。 といいながら、うちの店では電磁調理器を使ってドリップポットでお湯をわかしています。
(写真・電磁調理器とドリップポット)

理想的な使い方

ドリップポットの理想的な使い方は、他のやかんでお湯を沸かしておいてドリップポットに移して それでドリップをするというパターンです。これならば、取っ手は熱くならないし、注ぎ口から泡が でて細くお湯が出るのを妨げることもありません。(これをお湯が踊るなんて言ったりします) それと、お湯の温度が適当に落ちてくれて好都合なのです。わざわざガスでお湯を沸かさなくても 沸騰ポットなんかでも十分です。
(写真・他のやかんでお湯を沸かして使う)

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cup ドリップポットの持ち方

横に取っ手が付いているポットでは、お湯が出ようとしているのを とめるように支えながらお湯を細くさします。ですから疲れてくるとだんだんお湯がおおくでて くる傾向がありました。その状態で細くお湯をさしながら円をえがいていくなんてめちゃくちゃ 大変でした。それに対してこのドリップポットは、ちょうどお湯がでるかでないかのバランスの とれたところに人差し指をおきあとの三本の指はそえるようにします。そして、親指を前の方に のせます。この状態にすると、重さは、人差し指にかかっていてお湯の出る量は親指に かける力によります。(ちょうど、親指と小指で握るようにするとお湯が出始める) あと、ポットの円運動は、手首を固定してひじをまわすようにするとけっこう簡単に円は描けます。 その状態で、親指に力をいれればお湯が出始めます。けっこう慣れれば、簡単なんです。
(写真・ドリップポットを持ったところ)

持ち方のポイント

人差し指に重さがかかっており、その人差し指を支点として親指と小指に力をいれると、 お湯が出る方向に傾きます。もともと、バランスがとれていた状態から少し傾けるだけですから、 あまり力がいらないのです。ずーとポットを持っていても人差し指はポットの重さを支えているので つかれますが、親指や小指は疲れないのです。非常に細い状態を長くやっていても疲れないのが このドリップポットの特長といえるでしょう。 一杯だしなど少量を抽出するときなどは非常に良いドリップポットだと思います。
ちなみに、欠点は、空焚きすると取っ手と注ぎ口のろう付けがとれちゃうことです。
(写真・ドリップポットを持つ手のアップ)

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