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Flavor coffee
泡の不思議
総合案内所(1F) /エスプレッソ入門(4F)
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この泡の不思議を実験したかったのは、 百珈苑さん のコーヒーの泡というページをみて めちゃめちゃおもしろいと思ったからです。実際、追試をやってみたいと思いました。 ですから、このページのアイデアは、百珈苑の旦部さんのアイデアがほとんどです。 (ほんのちょっとは、ぼくのアイデアもありますけどね)

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泡に関する追試(旦部さんの実験を試す)

旦部さんの実験で、エスプレッソのスチームを使ってあわ立てる部分がありました。 その泡をすてて何度か泡をたてる部分がありました。泡を捨てていくとコーヒーの嫌味が 抜けると書いてありました。ぼくは、モカというコーヒーでいれたてのコーヒーで嫌味が でたとき、なべで軽く暖めると嫌味が飛ぶことを経験していたのでエスプレッソのスチームで コーヒーが温められて嫌味が飛んでしまったのではないかと考えました。それと、スチームで 暖められて液体の粘性が弱まって泡が出にくいと考えていましたが、これは、まったく間違い でした。この実験では、コーヒーの温度が上がる原因は何もないのですから。

写真の説明

コーヒーに対して熱を加えずに泡を出すように熱帯魚用のエアーポンプを使いました。 コーヒーをあわ立ててそのままにすると、泡がコップからのりこぼれるようになります。 その、のりこぼれた泡(時間がたてばコーヒーに戻る)とコップに残ったコーヒーの 味や性質を調べようと思いました。泡が前半と後半明らかに違うのがわかります。
(写真左・コーヒーにポンプで空気を送る前)
(写真中・最初にでてくる泡・泡がすごく細かい)
(写真右・20分たった後・泡が壊れやすいので泡があらい)

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コップの内と外のコーヒーを飲み比べる

2つのビーカーのコーヒーは、何も変わらないように見えます。 ところが、飲んでみると明らかに違うのです。渋みや不純物が泡のビーカーの方が きついのです。もうひとつのビーカーは味が抜けてしまっているのです。 (写真左・泡が消えるまで待つ)
(写真中・左がコップの中のコーヒー・右がコップの外の泡)
(写真右・2つのビーカーに空気を通すと泡立ちが明らかに違う)

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試しに洗剤をあわ立てる

コーヒーに洗剤と同じ性質があり泡で成分が分離できるとしたら、逆に洗剤を 泡立ててもコーヒーと同じ現象を起こさなければおかしいと思いました。 そこで、水に少量の洗剤をいれ(少量なので、水の粘性が変化することはない) コーヒーと同じように、空気を送ってみました。 写真でもわかりますが、最初は、細かい泡になり時間がたつと泡が弱くなりあらい 泡となりました。泡のでき方が、コーヒーの時とまったく同じだと思いました。

結論

コーヒーの嫌味が、泡によって分離されるようです。嫌味は、泡に吸着されるのか それとも、泡自体を作るものなのかがまだよくわかりません。もう少し研究してみようと 思います。
(写真左・洗剤を泡立ててすぐ)
(写真右・洗剤をあわ立てて10分)




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