「アポロくん・ミニ」 [総合案内所(1F) /器具であそぼー(7F)] |
独特の味わいをつくりだしていました そのため、ブラックでも美味しく砂糖・ミルクにも負けないコーヒーを つくることができたのです ただし、ハンドとリップほどお湯を自由にコントロールできない欠点も あわせもっていました このアポロくん・ミニは普通の松屋式では溶かせなかったオイルを 溶かすことができるようにしました そして、松屋式の特長であるきれいな味も作り出すことができるようになりました ちなみに・・この装置は、アイスコーヒーを40杯だしでつくったときに コーヒー液面に油が浮いていたのをみてこの装置を考えました |
減圧装置(写真左) 簡単にいうと真空ポンプのようなものです ポンプ性能 ・1600cc/分(弱いパワーがポイントです) リリーフ弁 ・-200mmaq(めちゃめちゃ弱いです) 強すぎると雑味もひっぱってしまう 減圧ドリッパー(写真中) 河野の名門というドリッパーを改造しました 基本的には松屋式ドリップで抽出します カリタの800ccサーバー(写真右) このサーバーにセットして動かします |
アポロくん・ミニの使い方 基本的に松屋式に準じた抽出法です (松屋式ドリップを極める参照) 大きな違いは、粉のひき方が松屋式よりも細かいものを使います これは減圧した状態でもお湯が緩やかに流れるための抵抗にするためです (粉にお湯がある程度滞在しないと成分は溶けない) 蒸らしに関してはポンプとドリッパーのホースを接続しません そして、蒸らしで3分間待つのも松屋式と同じです (写真・お湯をさして蒸らしている状態) |
抽出 ポンプとドリッパーのホースを接続します そして、ポンプのスイッチを入れます あとは通常の松屋式ドリップとまったく同じです つまり、ひたひたの状態で人数分の半分まで抽出したらそれで終わりです 好みの濃さに薄めたらそれでOKです (写真・抽出中) |
アポロくん・ミニの基本原理 通常の松屋式ドリップではコーヒーの持っているオイルは溶かすことができません 水で濡れたペーパーは油をはじく性質があって オイルがペーパーフィルターを通過できないのです もし、ペーパーフィルターでオイルを通過させたかったら コーヒーの粉を勢いよくかくはんさせることによってオイルを通過させるしかありません (松竹コンボドリップ法参照) ただし、この場合は松屋式のようなクリアできれいな味は不可能となります 粉を動かさない状態でオイルを通過させるためにポンプで減圧して力をつくり その力によってオイルがペーパーフィルターを通過することができるわけです 松屋式のクリアさとアポロのミルクに負けない強さを兼ね備えたコーヒーを 簡単につくることが可能になりました |
制作/フレーバーコーヒー 愛知県西尾市永楽町4-21 0563-57-1292 ☆よければお店に来てください。 名鉄西尾駅西へ徒歩5分 [地図] ※ このページの情報を転載したい方は御相談ください。 |