ファーストクラスをバラしてみよう [総合案内所(1F) /エスプレッソ入門(4F)] |
むかし使っていたファーストクラスという家庭用のエスプレッソが帰ってきました。 |
ボイラーをバラす ボイラーを分解した写真で、圧力計のついたほうにある渦巻き部分が ヒーターです。別の方には、パイプがたっておりパイプの上に水がのりこぼれたときに始めて ホルダーのほうに水が流れる構造になっています。 (その部分でいえばフロート式のコーヒーメーカーと同じ) ただし、このパイプには圧力がある一定になるまでは水が流れないような弁がついており 高い圧力を可能にしています。 ついでにいうと、この部分があることによりスチームがスチームノズルから ふきだすことが可能になるのです。 つまり、この部分がないと蒸気は低い圧力の段階でホルダーのほうへ蒸気を送ってしまい スチームノズルのほうへ蒸気を送ることができないのです。 (ちょうど、直火式エスプレッソの安全弁を逆にしたような構造) ちなみに、圧力計がついている所はスチームノズルがついていた部分です。 (写真・ボイラーをはずした状態) |
ボイラー内の圧力をはかる
まったく抵抗を与えない状態でボイラーがどれぐらいの圧力になるかを調べてみました。 |
通常、ボイラー内の水は抜けません。 |
実際にボイラー内にコーヒーを満たしておき、どれだけ水を流し込むと
どの程度コーヒーが薄くなるかでボイラー内の水が入れ替わったかを判断することにしました。 (写真・ボイラーの中にコーヒーを満たす) |
写真は左から200ccづつ水を送った時の、水の色を比べるように
並べてみました。 |