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Flavor coffee
一杯だしエスプレッソを使って実験
総合案内所(1F) /エスプレッソ入門(4F)
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吹き出し口にボールコックを取り付ける

いままでのバルブは、微調整がききにくかったのでバルブを ボールコックに変えました。
これにより調整は非常にやりやすくなりました。
それとなんといっても再現性が良くなったので実験がしやすくなりました。
実際に使ってみて最初からこのパターンでつくればもっとかっこよくできたのに・・・・ ちょっと残念です。
この装置を使って直火で圧力を 3kg/cm2 にしてからバルブを開いた実験もやりましたが、 以前やった結果と同じで濁ったコーヒーが出来上がりました。
そして、クレマはぜんぜんできませんでした。
どうも、ボイラー内の圧力を蒸気で上げるとどうしてもお湯の温度が高くなりすぎて あまりいい結果がでないようです。
(写真・吹き出し口のところにあるのがボールコック)

cup

cup cup cup

結 論

三枚の写真は、抽出の連続写真です
左から、出始め・抽出途中・抽出終了です。
ポイントとなる部分は、真ん中のコーヒーが白っぽいのにたいして 右の終わったコーヒーが下のほうから黒っぽくなってくることです。
つまり、抽出時に高圧のために無理に溶け込んでいた炭酸ガスが 常圧になって泡となって出現して、それが上に集まって下のほうから 透明なコーヒーになってきたということです。
たぶん、この圧力が高いほどこの泡が細かいんじゃあないかと思います。
(このへんは、たぶんですが・・・・)
次は、透明なびんの中にコーヒーの粉とお湯を入れておき、それに高い圧力を かけて、その後圧力を常圧に下げたとき細かい泡がでるかどうか実験してみたいと思いました。
もし、この高圧状態から常圧に下げたときに泡がでることになれば、 エスプレッソという機械が、コーヒー豆の内部の炭酸ガスを高圧のお湯に強制的に溶け込ませて それを常圧に戻すことによりクレマを生成すると考えてもいいんじゃあないかと思います。
実際にあらい粉と細かい粉の比較なんかも実験しなくっちゃ・・・・


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