過熱水蒸気とクリンカーについて [総合案内所(1F) /焙煎理論(3F)] |
これは、コーヒー豆からでた細かいちりなどを核として糖分や油分がツリー状に結晶化して 煙突の内側表面にびっしりと積もります。 だいたい、焙煎を300回程度おこなうとだいたい1cmぐらいの厚さになります。 つまり、煙突の直径が2cmほど小さくなって排気の能力が大幅に減少することを意味します。 それと、この綿状クリンカーは燃えやすく(主成分は油)燃えたチャフが煙突に飛んでいったり、 焙煎時に煎りすぎて豆に火がついたときなど煙突内が高温になってこのクリンカーが燃え始めると 手がつけられないぐらいの炎をだすことになります。 今回の過熱水蒸気の特性でこの綿状クリンカーの除去が可能となる可能性がでてきました。 (実は、まだ研究の途中だったりする・・・・・・) |
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煙突内を調べる
写真のL部分は、サイクロンから立ち上がって最初の曲がりの部分です。 |
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外の煙突部分のクリンカー
そとにでている煙突は、当然ながら室内の煙突よりも温度か下がっています。 |
結論
サイクロンの内側の筒状の部分では、タール状のクリンカーとなっていない
とりあえず、タール状クリンカーは、綿状クリンカーに比べて体積がおおきく減少し
燃えにくく、煙突の効率を下げることを防ぐことができることがわかりました。 |
制作/フレーバーコーヒー 愛知県西尾市永楽町4-21 0563-57-1292 ☆よければお店に来てください。 名鉄西尾駅西へ徒歩5分 [地図] ※ このページの情報を転載したい方は御相談ください。 |