フレーバーの焙煎機 2016・その1 [総合案内所(1F) /焙煎理論(3F)] |
2016年現在の焙煎機です
久しぶりにホームページを更新しようと思います。 これが現在のフレーバーの焙煎機です。 ベースの富士ローヤル3キロ直火は変わっていません。 しかし、いつの間にかいろいろな機能をつけちゃいました。 その辺を紹介します。 今回は実験的に動画を使って紹介します。 |
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豆がホッパーに入っているかどうかをチェックしやすいように天井に鏡がついています。 ホッパー部分にも鏡がついています。 ホッパーに窓がついています。 ここまでやらないと人間はミスをするもんです。 連続焙煎していると、ホッパーに豆が入っている状態で次の豆を入れちゃって 残念なことになっちゃうのを防ぐわけです。 別の豆を混ぜてしまうと使いもんにならなくなっちゃうのでけっこう大切なところなんです。 (緊張感をもってやれば防げるという意見もありますが・・・) |
生豆をホッパーに入れた後に水分量を測定します。 一連の流れとして水分量を測定できるように工夫されています。 水分計が机の下にはまるようになっていて その状態で丸い穴から豆を投入するとうまい具合に均等に豆が入るようになっています。 いかに作業がめんどくさくないかに工夫をこらせました。 ちなみに、豆の水分が多いと水を抜くのに熱が必要なため焙煎時間は長くなる傾向があります。 それを防ぐには予熱を工夫するか火力を工夫する必要があります。 |
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バーナーは、火力によって炎の高さが変わります。(当たり前ですが・・) 弱い火力ならば短く。 強い火力ならば長くなります。 当然・・炎の先端が一番高温となります。 豆にぶつけると一番豆に刺激を与えることが出来ます。 逆に、弱い火力でバーナーを下げる弱い熱量で弱い刺激をの状態を作ることが出来ます。 蒸らしでは、弱い熱量で弱い刺激を使って柔らかく熱を与える。 煎る段階では、強い火力で炎も豆に出来るだけぶつけて刺激を与えるために バーナーを上に持ち上げて焙煎します。 少量焙煎の場合は、バーナーを上にあげた状態で火力を弱目で焙煎します。 そんな感じで、バーナーの高さを自由にコントロールして焙煎します。 |
焙煎の基本は、火力と排気のバランスです。 熱風を下から押し込んで排気で熱風を排出する。 凄くシンプルでありながら細かくとらえると複雑なものなのです。 火力が高ければニュートラルは排気開け気味になります。 風が強ければ絞らねばニュートラルになりません。 豆を投入した直後は火力が豆に奪われるので絞り気味に変化します。 豆が多ければ排気の抵抗になって開け気味にニュートラルは移動します。 つまり・・ニュートラルは常に移動するのです。 それが確実にわかる装置がこの排気検査機能付きスプーンです。 とりあえずこのスプーンから熱風が出るかでないかの部分がいつでもどんな時もニュートラルなのです。 釜の中が正圧か負圧かそれをシンプルに測定できる装置なのです。 |
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排気の状態が目視できるようになっています。 この窓から、チャフの外れる様子や排気の強さなどチェックが可能となります。 この窓からみているとチャフがたまって火がついて燃える様子や 燃えたチャフがサイクロンに飛んでいく様子が確認できます。 これをみていると掃除の大切さがよくわかります。 |
制作/フレーバーコーヒー 愛知県西尾市永楽町4-21 0563-57-1292 ☆よければお店に来てください。 名鉄西尾駅西へ徒歩5分 [地図] ※ このページの情報を転載したい方は御相談ください。 |