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Flavor coffee
ひいた瞬間に発生するガスの量をはかる
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以前のガス捕獲装置

今回のガス捕獲装置

ガス吸引弁
ひいた瞬間どれだけガスがでるか

この実験は、以前もやったことがあります。
今回は、ちょっとバージョンアップした形にしました。
それは、挽く部分が取り外しのできる岩谷のミルサーを使ったことで、 挽く部分の気密性をあげたのです。
それと、ガスの量を測るメスシリンダーに水を簡単に詰めることができるように メスシリンダーの底に吸引用の弁をつけました。 ポンプで手軽に吸引してメスシリンダー内を水で満たすことが可能となるわけです。
これにより、実験の準備がめちゃめちゃ簡単になって手軽に実験ができるようになりました。
これによってやりたいのは、焙煎時にどのタイミングでガスをコーヒー豆が持つかを定量的に調べたいと思います。

実験データー・ 6/8  ・ くず豆 ・ 50g ・ 30秒

通常・・・3分後から7分間蒸気を送る
全工程・・投入から終了まで蒸気を送る

温度時間(通常)ガスの量(通常)時間(全工程) ガスの量(全工程) 
14511:5615cc10:24 10cc 
15512:3215cc12:06 20cc 
17515:1070cc14:55 70cc 
18516:10110cc15:50 110cc 
終了 18:00190cc17:45 190cc 

蒸気を「全工程」で送ったものと「蒸らし」だけに送ったものとの差を調べる

焙煎の方式は、まったく同じ状態でやりました。
その中で変化させたのは蒸気の送っている時間の違いだけでした。
ぼくの予定では、全工程蒸気を送るとはぜないはずなんですけどねぇ・・・
くず豆でなくいい豆を使ってもう少し、蒸気を送る時間を煮詰めてみたいと思います。
味に関しては、くず豆だったので余り詳しくはかけませんが、蒸気を全工程で送ったものは 苦味がでないようでした。
それと、いやな穀物くささやかび臭さまでが消えていて、 なんか飲めるじゃん!と思いました。
それに対して、現在の過熱水蒸気の送り方だと明らかに味がしっかりしていて いゃな味までしっかりとでています。
(たぶん、煎る段階の蒸気が化学変化の妨げになったんだと思う・・・単なる予想ですが・・・)


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0563-57-1292
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