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Flavor coffee
フレーバーの焙煎機 3
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(写真・サイクロン監視窓)
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(写真・サイクロン監視窓のアップ)
サイクロン監視窓

サイクロン内を目視するための窓です
どうしてもクリンカーで汚れやすくすぐにガラスが曇ってしまいます
そこで考えたのがシャッターをつけるというアイデアです
つまり・・・サイクロンをのぞくときだけシャッターをあけるのです
そうすればガラスの汚れは最小に抑えられます
しかし・・・それでも汚れますから簡単に取り外すことができるようになっています
取り外したガラスはアルコールで拭きます


サイクロン吹き込みエルボ

サイクロンに空気が入り込む部分に蓋つきのエルボをつかっています
空気の流れてきには通常のエルボのがいいと思います
しかし・・この蓋つきのエルボには意味があります
焙煎をやっていてチャフ受けの引き出しがいっぱいになったときに役に立ちます
本来、焙煎機をとめねばチャフは取り出せません
しかし、この部分に蓋つきのエルボを使っていると・・
チャフを片付ける間だけ蓋をはずせばサイクロンに空気は流れないのです
だからチャフが舞うこともなく安心して片付けることができるのです
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(写真・蓋つきエルボ)


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(写真・ほこり飛ばし用タイマー)
ほこり飛ばし用タイマー

コーヒーの生豆が店に来ると最初にほこり飛ばしという作業をします
これは、焙煎機に生豆を入れて5分間まわすのです
そうすると・・豆の表面についていたほこりが飛ばされてサイクロンにたまります
それを12キロづつに小分けして保管庫に保管されます
その作業で一番めんどくさいのが5分間待っていなければならないことです
当然、ほかの仕事と平行してやるわけですが・・・
このブザーがないときにはわすれちゃって時間がかかってしまいました
これができてからは、効率よくこのほこり飛ばしの作業ができるようになりました
しかし・・ちょっと機械に使われているような気が・・・・


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(写真・ウォータークエンチ横)
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(写真・ウォータクエンチ正面)
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(写真・制御回路)
ウォータクエンチ

ウォータークエンチは、豆を冷却するときに霧を豆にふきつけて冷却する装置です
最初は、単に冷やすだけのものと思っていました
しかし・・豆の表面だけを急激に冷やすことにより別の効果が現れました
豆の劣化をが抑えられそうなのです
つまり、豆が熱い状態で表面を急激に冷やすと豆の表面だけしめる感じになって
香りが逃げにくくなる気がするのです
これと同じことが直火式と熱風式の豆の違いに表れるような気がします
熱風式の法がきれいに豆が膨らむ割にもちが割る機が刷るのです
それは、豆の細胞全体が開いてしまうからではないかと思っています
直火式の場合は表面の細胞が開きにくくて表面の細胞がよろいのように
ガードするんじゃあないかと考えています
この場合・・大切なのは霧をふくタイミングと時間です
つまり、冷却器に豆が入って冷却器が適当に熱くなってから
霧をふかないと冷却器に当たった霧が蒸発しないのです
そのためウォータクエンチを制御する回路はオクレ時間と稼動時間をタイマーで決めています
それと間違ってスイッチを押しても大丈夫なように安全回路も用意されています


廃熱温度計

焙煎というのは基本的にはバランスです
つまり・・火力は熱風をつくることだし・・・
排気は熱風を吸い取るわけです
そのときに熱風を吸いすぎればこの廃熱温度計は上がりません
逆に排気を絞れば熱風がだぶついてきます
その熱風が廃熱温度計の数値を上げることになります
その排気と火力のバランスを調べるのに非常に有効です
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(写真・廃熱温度計)


フレーバーの焙煎機 4 へ続く

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