豆の種類とチャフ [総合案内所(1F) /焙煎理論(3F)] |
焙煎をしていて、豆によってチャフの量が明らかに違うと感じていました。 そして、目減りの中にはチャフの量もはいってしまって単純に水分が飛んだのとは違ってしまいます つまり、目減りを測定してチャフの重さ分だけ補正すれば、もう少しつかいやすい数字になると考えたわけです |
モカ (4kg・焙煎) |
ブラジル (4kg・焙煎) |
キリマン (4kg・焙煎) |
マンデリン (4kg・焙煎) |
ガテマラ (4kg・焙煎) |
コロンビア (4kg・焙煎) |
メキシコ (4kg・焙煎) |
|
(モカとメキシコ) |
チャフの量とチャフの色 一番チャフがでたのはモカです。(エチオピア・デルガーゴ) そして、でなかったのがメキシコでした。 この差は重さで30g、体積で1800ccとけっこうすごい量の差がありました。 そして、目減りは15%から20%ぐらいですからそのときの30gは明らかに影響があります (0.8%ぐらいは変化する) この量を補正すると、けっこう目減りも使える数字になってきます。 それと、気づいたのはモカのチャフだけが重く感じるのです チャフの厚さが違うように思います。 (比重をはかってもやはり重かった) あとは、チャフの色が薄いものと濃いものが混ざっていました。 これは、チャフが外れるタイミングによって起こるものではないかと思いました。 つまり、蒸らしの段階で外れるチャフとはぜの段階で外れるチャフによって色が変わると考えました。 その仮説が正しければ、チャフの色が薄い状態のメキシコなどは蒸らしの段階で外れてしまっているということになります |
|
|
|
蒸らしの段階のチャフとはぜのチャフ 今回の実験装置は、めちゃめちゃ単純です。 サイクロンのちょうど落ちてくるところにビンを置いておきます。 そして、蒸らしが終わったら新しいビンにかえるだけです。 つまり、そうすることにより蒸らしの段階のチャフとそれ以降のチャフの差が調べられるわけです (説明するほど複雑ではないと思うのですが・・・・) 結果・・・ 実際にやってみて、蒸らしまでで外れるチャフというのは非常に少ないと思いました。 (写真では薄い色の方) モカでは、蒸らしまでのチャフの量の約10倍ほどの量がはぜの段階ででました。 ガテマラでも、同じような結果がでました。 つまり、パッとみのチャフの色でどの段階で外れたチャフかは見当がつくということです。 もっと詳しく考えるならば、チャフの色をみれば蒸らしをしっかりやったものかそうでないかもわかる可能性があると思います。 (よその珈琲屋さんにわざわざチャフをみせてもらうことはないとおもいますが・・・) |
制作/フレーバーコーヒー 愛知県西尾市永楽町4-21 0563-57-1292 ☆よければお店に来てください。 名鉄西尾駅西へ徒歩5分 [地図] ※ このページの情報を転載したい方は御相談ください。 |