焙煎時の水の抜け方 [総合案内所(1F) /焙煎理論(3F)] |
焙煎をやっていて、どの時期に豆から水が抜けるかを調べてみたくなりました。 といっても、業務用の焙煎機をはかりにのせて焙煎するわけにはいきません・・・ そこで、「I」さんの持っている焙煎機を使って実験することにしました。 ただし・・・「I」さんの焙煎機は、5kg以上あって・・・・ そのまま、はかりの上に焙煎機を載せて焙煎することができません。 そこだけ・・・ちょっと工夫が必要でした。 |
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実験方法 今回は、焙煎機が5kg以上あってそのままはかりにのせてはかれませんでした。 (はかりの最大が5kgのはかりだから・・・・) そのため、はかりの重さを減らすためにいろいろと工夫しました。
上から天秤でつる
シーソーを利用する
支点を変更する |
実験方法・・・ ・100gのコーヒー豆を焙煎機にいれてドラムを回転させた瞬間のはかりの数値(W)を調べます。 ・5分後のはかりの数値に100/(W)を掛けます。これがそのときの豆の重さとなります。 ・10分後・15分後も同様に計算します。 |
品 名 | |||||
0分- 5分 | |||||
5分-10分 | |||||
10分-15分 | |||||
合 計 |
焙煎と水の抜け方について・・・ 本来・・・たった5回の実験で答えをだすべきではないと思いますが・・・ とりあえず、わかったこと 最初の5分間は、あまり水が抜けない 一番水が抜けるのは、10分から15分のところで、これは「はぜ」による水分の放出が行われるためと思われます。 こんな解釈では、あまり面白くないので・・・ 勝手に飛躍した解釈・・・を少し・・・ ここで使った「モカ」はエチオピア・デルガーゴという国連コーヒーを使いました。 この「モカ」だけか非常に水の抜けがいいように思います。 これは、焙煎しやすさと関係がありそうです。 つまり・・・いわゆるスペシャリティコーヒーにはこの「モカ」と同じ傾向がでるかもしれません。 もし・・その傾向がでるとしたら・・栽培によってその性質がでたということになります。 ただ・・・残念なことにうちの店がスペシャリティを扱っていないのてそこまでは実験できませんでした。 どのコーヒーも、最初の5分間は水が抜けていないようにみえます。 つまり、その5分間にコーヒーの成分が飛ぶということを心配する必要はないと思います。 この段階では、「水を抜く」だとか「蒸らし」だとかを考えずに豆全体の温度を上げることに専念すればいいと思います。 まぁ・・・だいたい予想していたような実験結果でした。 (びみょうに・・・つまらんかったりして・・・) もっと、回数を繰り返して誤差を消していけばもう少しきれいな数字になると思いますが・・・・ ぼくてきにはこの程度の数字でもう・・・いいかなぁと思っています。 (けっこう実験が大変なもんで・・・・・) |
再度挑戦!
今回は、「アイ・ロースト」という焙煎機を使って実験しました |
モカ | |||||||||||
マンデリン | |||||||||||
コロンビア | |||||||||||
水洗・コロ |
1分間に何グラム目減りするかを 調べたグラフ 「X軸」はかかった時間(分) 「Y軸」は目減りした量(g) |
グラフの考察
どの豆も4分から5分のところで1はぜかおきました |
水洗いコロンビア VS 普通のコロンビア
珈琲の生まめを水洗ってから焙煎するという方法があります |
制作/フレーバーコーヒー 愛知県西尾市永楽町4-21 0563-57-1292 ☆よければお店に来てください。 名鉄西尾駅西へ徒歩5分 [地図] ※ このページの情報を転載したい方は御相談ください。 |