Flavor coffee
7月のおきらく日記
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今年の暑中見舞い
今週のフレーバー
(水) ぼくがつくるべき珈琲とは
(木) 欽ちゃん球団解散・・らしい
(金) 目線をさげる難しさ
(土) 田舎を実感する
(日) 売り手と買い手
(月) 欽ちゃんの復活に喜ぶ
(火) 石川県から・・・
7月19日(水)--ぼくがつくるべき珈琲とは
久しぶりに本を読んでいます
そして・・・考えさせられました
ぼくがつくるべき珈琲はどんな珈琲だろうか・・・
当然・・ぼくらしいコーヒーでなければならない・・・
そうでなければ・・・
うちの店の存在理由がなくなってしまうからだ
その中でわかっていることはある
人まねは絶対にいゃだ
人のアイデアを参考にして発展させるのはいい・・・
だけど・・・単に何も考えず人の真似はいゃだ
人まねは他の人も出来る・・・
そして・・当然そこには競争がうまれる・・・
ぼくは競争が苦手だから・・・
自分独自のものがいい・・・
そう考えると・・・
結局マニアックになっていってしまう・・・
では・・・これが正しいか・・・
それはいかんのです・・・
なぜなら・・お客さんはマニアではないのです
マニアックな技術をフツーの技術に噛み砕く・・
うーーーん
ここらへんがぼくの珈琲の落としどころかなぁ・・・
7月20日(木)--欽ちゃん球団解散・・らしい
最初・・・なんのこっちゃとおもいました
そして・・・
新聞をみたら・・のっていました
極楽とんぼの山本くんが未成年の女の子と・・・
どうも・・・
野球の試合をしにいった街での出来事らしい・・・
当然・・・山本くんにも言い訳はあるでしょう・・・
だけど・・・だめです
責任を取るべきです
(・・あたりまえです)
問題は・・・欽ちゃんと球団・・・
まぁ・・欽ちゃんは球団の代表ですから辞めるのはいいとして・・・
球団の解散は必要か・・・です
ぼくの個人的見解・・・
もし代表が欽ちゃんでなくて、たけちゃん(北野武さん)ならば・・・
球団を解散させる必要がないとおもう
球団自体が大勢の人々でつくられている以上・・解散は酷な気がする
ただ・・・欽ちゃんが人を集め欽ちゃんが育てた球団です
当然・・欽ちゃんの生き方がそこに反映しています
欽ちゃんは下ネタをヨシとしなかった
だからこそ・・女の子たちもこの球団に親しみを持てたと思うのです
今回の事件はその欽ちゃんの生き方を全否定する事件なのです
そうならは・・・やはり解散する必要がある気がします
ただ・・・・ファンの人たちの応援がでてきたときには・・・
復活してもいいと思います
大切なことは欽ちゃんの生き方や信念をみせたということが重要なのです
7月21日(金)--目線をさげる難しさ
ぼくは珈琲屋です
(わざわざ言うことではないのですが・・・)
当然・・素人の人よりもコーヒーのことをよく知っています
実は・・・これが問題なのです
なんだかんだいっても珈琲屋だって販売業なのです
珈琲豆を一般の方に販売して成り立っています
そして・・・
いつの間にか販売の側の気持ちで売っていたりします
お客様のためとかいって・・・
こっちの都合を押し付けていたりします
すごく・・・いかんことです
本来・・・お客さんというのはわがままでいいのです
なのに・・・
こっちの都合に誘導したがったりします
珈琲豆をいっぱい買った方が割引価格だし送料が少なくてすむ・・・
(まぁ・・本当ですが・・・)
これは・・・売り手がお客さんにとってよかれといっているだけです
だけど・・・本当はお客さんは自由であるべきなんです
送料がかかろうが少しだけ珈琲豆が欲しい人だっているんです
結局・・選ぶのはお客さんなんです
だから・・ぼくたち販売する側もお客さんの目線に下げて
物事をみなければならないということです
そんな当たり前のことをこのごろは忘れていました
ちょっと・・・反省です
7月22日(土)--田舎を実感する
別に・・・
都会に住んでいると思っちゃあいませんでしたが・・・
町内(店ではなくてすんでいるところ・・・)の草刈で・・・
田んぼのあぜの草を刈りました・・・
草を刈ったときの青々したにおい・・
うじゃうじゃいる虫たち・・・
びっくりして・・川へ飛び込むかえる・・・
なんか・・・
このごろ忘れていた生き物たちをたっぷりみてきました
そんでもって・・・
見事にたっぷりの汗をかいてきました
体を動かして汗をかく・・・
人間はこれが自然だと思いました
草刈をしているときの・・・風の香り・・・
そして・・・心地よいさわやかな涼しさ・・・
ひさしぶりに味わうことができました・・・
ぼくは珈琲屋という仕事が好きです
だけど・・・ちょっと農業もいいかなと思った朝でした
(毎日だと・・・たぶんいゃになっちゃうかもしれませんが・・・)
田舎・・・バンザイ!
7月23日(日)--売り手と買い手
この一週間で4冊の本を読みました
すべて鈴木敏文さんの本です
まぁ・・いわずと知れたセブン-イレブンの会長さんです
その中でわかってきたのは・・・・
売り手も買い手も同じ人間であるということ
(あたりまえ・・)
ぼくは珈琲を販売しているけど・・・
インターネットで本を買ったりイロイロと買い物もします
つまり・・・買い手でもあるのです
そして・・買い手の気持ちを売り手のほうに反映させればいいのです
ただ・・・買い手の心理にも難しいところがあります
ドライでほっといて欲しい心理と・・・
自分は特別のお客さんであると思いたいという心理・・・
ほっといて欲しい人に話しかけすぎればうっとーしがられる・・・
逆にちやほやされたい人もいる・・・
お店ではその辺はわかりやすいでいいのですが・・・
インターネットの世界では難しい
暇な時代ならば質問とかもじっくり答える時間がとれた・・・
ところが・・・
その数がふえてくると・・・時間が取れない
(質問する側とちがって答える側は何十倍も時間がかかるもんで・・)
そんでもって・・・
一生懸命答えてもそれで終わってしまう・・・
むなしかったりする・・・
そして・・・ぼくの中の結論
通販は通販でドライに・・・
真剣な質問にはウェットに・・・
真剣な人はお店にわざわざたずねてきたり・・・
電話を直接かけてきたりします
そんな人たちには徹底的にウェットに接しようと思いました
7月24日(月)--欽ちゃんの復活に喜ぶ
別に欽ちゃん球団のファンではありませんが・・・
欽ちゃんが復活しました
4日間の解散だったわけですか・・・
よかったと思います
今回の欽ちゃんであるということが非常に大切だった気がします
たぶん・・・
これが政治家だったら・・・
解散からわずか4日間で復活なんてことになれば・・・
やれ演技だとか詭弁だとかいわれたと思います
そして・・・辞任もしなくて済んじゃうわけですから・・
勘ぐられたと思います
だけど・・・
欽ちゃんにはそんな声が上がってこない・・・
これが・・・
人柄なんだなぁとおもいました
自分の保身ではなく信念で生きている人間の
強さなんだろうと思いました
どんな人だって変に勘ぐろうと思えば勘ぐれます
結局・・・
勘ぐるかどうかはその人の生き方をみて
判断するのが正しいと思いました
人をみるときには、その人の発した言葉よりも
生き方をみるようにしようと改めて思いました
とにかく・・・まるく収まってよかったと思います
7月25日(火)--石川県から・・・
休みです
ところが・・・石川県からはるばる人が来る
てなわけで・・・休みを返上して出勤です
とりあえず・・・「K」さんがくるまでは暑中見舞いなんぞを書いていました
はっきりいいましょう
大変です
筆ペンで住所と名前を書くだけですが・・・
大変です
ぼくは仕事を徹底的に効率重視でいきます
それは・・・人と会ったりコーヒーの研究に時間を使うためには・・
とにかくその他の仕事は効率が重要になると思っています
ただ・・・暑中見舞いと年賀状の宛名書きだけは・・・
ぼくが一枚一枚手書きで書きます
これはお客さんのためというだけでなく
お客さんをみつめるいいチャンスだからです
この作業には・・・時間をかけるべきだと思っています
ただ・・・もうちょっと読める字にしたほうがいいと思いますが・・・・
昼過ぎに・・・
「K」さんが到着してから・・・
ずーーーーーっとコーヒーの講義です
焙煎をするには抽出の重要性を知らねばとか・・・
焙煎が一つ一つのプロセスの集合体だとか・・・
とにかく・・・「K」さんがギブアッフするまで講義は続きました
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