12月のおきらく日記 [もどる] |
12月13日(水) 今度の土曜日に知り合いの「S」くんのところに 焙煎機がはいります。 そこで、焙煎機のスプーンをつくってあげることを約束していたんですが 忙しかったり、バタバタしていてつくってあげれてなかったんです。 今日つくらないと間に合わないのであわててパイプなどの材料を買ってきたのが夜7時。 この時間から、切断機は使うわ、サンダーは動かすわでめちゃめちゃ近所めーわくしてしまいました。 (ごきんじょも、けっこうなれっこだったりして・・・・・・) お客さんにコーヒー売っているよりもボール盤の前にいる方が似合っているねといわれたんだけど、 これって、誉め言葉・・・・・? |
12月14日(木) 仕事が終わってからこの日記を書いています。 はっきりいって、きょうはコンピューターに長く向かっています。 朝、車で店にくるときにホームページで店の紹介を書くというアイデアが浮かんだんです。 (いまごろか・・・・といわれそうですが・・・・) このようなホームページも実際の人間がつくっているんだしコーヒーだって 実際の人の手によって作り上げられているんだからどんな店でコーヒーが作られているのかを かくことも大切だと思ったんです。 この時期は、珈琲屋も忙しく時間をつくるのが大変なんです。 そこで、出来るときに無理にでもつくっちゃえとなるわけです。 ちなみに、ただ今の時刻は、夜中の3時30分、これで片付けて うちに帰ったら4時過ぎになると思います。 結局、ぼくのとりえは無茶ができることかなぁ・・・・ (若さの特権でしょう・・・本当に・・・?) |
12月15日(金) 今日「T」先生に頼んで温度計を東急ハンズで買ってきてもらいました。 (「T」先生は、稲沢の学校に勤めているので名古屋で寄り道してもらった) 買ってきてもらったのは、肉用温度計というたった100度までしか計れないくせに 値段が3200円もするんです。 それを、ドリップポットに取り付けてお湯の温度がいつでもわかるようにしたんです。 (はっきりいって、めちゃめちゃかっこ悪い・・・けど性能はバッチリ!) 温度計取り付け部分からの水漏れもなく非常にスムーズにいきました。 ただし、チョット残念だったのは切削油の臭いがとれないのと ドリップポットの中にはいった切り粉がとれなかったことかなぁ。 (まぁ、そのうち抜けるでしょうけどね) とりあえず、おもちゃがまたひとつできました。 つくって販売してもいいんだけど、あまりにもかっこわるいからなぁ・・・・ |
12月16日(土) 土曜日で、けっこう仕事がはやくかたずいちゃったのできょうこそ早く帰ろうと 心に誓っていました。 ところが、お店が終わる8時チョット前ぐらいからバタバタと人がきました。 (お客さんがきたではないところがポイント) 蒲郡の「E」さんや「I」製作所のおにいちゃんなどなどたまにしかこない人が 多かったので帰れずに結局は、騒いで盛り上がっていました。 しかし、さすがに身体がえらくなってきたので12時にお開きにして みんなを帰してぼくはひとりかたずけ仕事をやっていました。 そして、かえろーとしたときに、ダンスをやっている「S」くんが ひょこひょことやってきました。 (彼も現在は豊橋在住でけっこううちの店から遠い) 今度は、2人でダンスや建築に関して議論を夜中の2時まで戦わせました。 はやくかえろーーと思ったのにいつもより遅く帰るはめになっちゃいました。 |
12月17日(日) 夜の9時に家にいました。 めちゃめちゃ久しぶりです。 なんかいいテレビがやっていないかなぁと、チャンネルを 変えていくと、知ってるつもりという番組で「ゴルバチョフ」を やっていました。 ソ連という国を大きく変えるのに全勢力を傾け そして、去っていった偉大なる政治家。 うーーーん。かっこいいなぁ。 そのときに認められなくても、自分の正しいと思ったことを突き進んでやる その強い意志がすばらしいと思いました。 ぼくも、強い意志をもって自分が正しいと思ったことをやってみようと、心に誓いました。 (ただし、ぼくの場合最初からまちがっていることが・・・・・) |
12月18日(月) うちの店の焙煎機は、3kg用です。 (1回に3kg焙煎できる) 通常焙煎するときはMAXでやらずに 8割ぐらいでやったほうがいいと教わりました。 (結構よく聞いた・・・うちでは最大の3kgで焙煎していますが・・・・) 今日、焙煎機をばらしていてなんで3kgなんだろうと疑問に思ってきました。 排気も火力もまだまだ余裕があるし実際にフロントの煙道を取り外して 攪拌状態をみてみるとまだ余裕があるようです。 そこで、試しに4kg実際に煎ってみました。 はっきりいって、ぜんぜん余裕で煎れちゃいました。 ぼくは、10年間なんの疑問も持たずに3kgづつ焙煎していました。 いゃあ、常識というものに根拠がないことがはっきりとわかりました。 もっと常識もうたがってかからなくては・・・・ |
12月19日(火) 2階でビデオをやっている「D」くんに、本をかりました。 「メタルカラーの時代」という本です。 ものづくをやっているひとたちにインタビューしている本なんですが めちゃめちゃわくわくしました。 ものをつくっている人たちの誇りなんかがひしひしと伝わってくるんです。 その本を読んでわかったことは、ものづくりをしている人は 謙虚であると思いました。 つまり、ものという結果がすべてでありもので判断されるので どれだけすごいことを言っても意味がないことを知っているんだと思いました。 ぼくも、そんな生き方がしたいなぁと思いました。 ・・・・・・そんなことよりも、珈琲屋さんは売ることが先決でした。 技術と平行して販売をしなくては・・・・・・ これが現実だったりして・・・ |
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