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Flavor coffee
コーヒーで燻製をつくろう
総合案内所(1F) /器具であそぼー(7F)
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コーヒーは焙煎という工程によってコーヒー独特の味や香りが 出来上がります。生豆の状態では、青臭いようなお世辞にも いい香りとはいえない代物です。それが、焙煎という工程を経て 始めてあのコーヒー独特の香りがつくられるのです。 だったら、その焙煎のときにでる煙を利用して燻製を作ったらうまいんじゃあ ないだろうかと考えて試してみました。

ポット
燻製の材料
ポット
煙突に材料を入れる

ポット
出来上がり
煙突を使った燻製

煙突掃除用のふたをはずして、煙突の中に燻製の材料を入れます。
(試したのは、チーズとソーセージ)
この状態でいつも同じように焙煎をします。 実際には、煙突内の温度は、40℃から100℃前後になり通常の燻製機と なんら変わりません。ちなみに、左の写真は10回焙煎した後の燻製です。 実際に食べてみると煙の流れがはやすぎて煙っぽさがなく燻製らしくないように感じました。 それと、水の抜けが強すぎるように感じました。ただし、まずくなかったです。

ポット コーヒー燻製機を作る

焙煎した直後のコーヒーは、大量の煙を出しています。 通常の焙煎では、冷却機にいれてコーヒーを冷やして焙煎の進行をとめます。 この焙煎直後のコーヒーを缶にいれその上に燻製の材料を置いておけば 勝手に燻製が出来上がると考えました。 ついでに、排気を調整するするためのシャッタもつけておきました。

(写真・燻製機のアミの上に材料がのっている)

ポット

いりたてのコーヒーを缶にいれる

ポット

本体(材料がはいっている缶)をのせる

ポット 燻製機で燻製をつくってみる

1回目は、豆を2はぜまで焙煎して排気を全閉でやってみました。
これは、めちゃくちゃ苦くなってしまって食べれる代物ではなかった。
2回目は、1はぜまで焙煎して排気を全開にしてみました。
このときは、思ったよりも材料に煙の匂いがつかずに燻製らしさが でませんでした。

燻製機の問題点としては、
・煙の絶対量が少なすぎる。(加熱がないため煙の供給不足)
・燻製機内の湿度か高すぎる(コーヒー豆の持っている水分だと思う)

てなわけで、コーヒー豆のはいる缶の底に穴を多数あけて、下からヒーターで 熱を加えるように改造することにしました。

(写真・燻製もどき?)

燻製

燻製機・改(ヒーター付)
燻製

くず豆をいれて下から加熱

燻製 燻製機・改で燻製に再度チャレンジする

前回の燻製の失敗は、コーヒーを煎ったときの煙を利用して燻製をつくったんです。 煙をこもらせると、苦くなってとても食べられたものではなかったんです。 逆に排気を全開にしておくと燻製らしくならないんです。 そこで、煙を連続的に供給するように下からヒーターで加熱するようにしたのです。 ところが、燻製機内の湿度が高くなりすぎて思うように燻製にならないのです。
煙には、液体の煙と固体の煙があります(液体の煙とは、雲のように細かい液体の粒のことです。 そして、固体の煙とは煙の粒子です) つまり、ひかりを反射するためにはこのどちらかでなければならないはずです。 燻製で使う煙は固体の煙ではないかということです。 つまり、サクラなどのチップを燃やした煙は、固体の煙ではないかと 思いました。結局、煙の粒子(固体)がチーズなどの表面に吸着して燻製が出来るのです。 ところが、コーヒーを燃やそうとすると液体の煙が大半をしめているため 思うように固体の煙がチーズの表面に吸着されないのです。 このコーヒーを燃やしたときの液体の煙が、コーヒーの燻製を失敗させる原因ではないかと 思いました。(今回の説はひじょーーーーに自信がない。ただ、まずい燻製をもう食べたくないので ちょっと強引に結論を導いてしまいました。)

コーヒーで燻製はやめましょう !!


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