- ばいせん機の持ち方。
軽くばいせん機を持ったとき、底の部分が水平になるのが理想です。
この角度がよいと手が疲れにくく、チャーハンのように豆をふり上げやすくなります。
- 火力の設定
とりあえず、最大でやります。
この状態で豆のはぜが15分以上かかる様でしたら、
ばいせん機の穴の数を増やすか穴の大きさを大きくします。
10分ぐらいではぜる様でしたら火力を下げるしかありません。
火力最大で穴の大きさを少しづつ大きくしていって、15分ぐらいにはぜを持っていくと
理想のばいせん機になります。
- ばいせん機の振り方
チャーハンのような振り方と単なる上下運動を適当に行います。
最初は1秒間に1回程度で振ります。
はぜてきたらチャーハンのような振りは止めて上下運動だけにします。
リズミカルにはねる様に振ります。
- ばいせんのプロセス
ばいせんは豆の色をあわせるのではなく、コーヒー豆の化学変化がおこなわれたかが問題になります。
適切にばいせんされれば香りたかいコーヒーになりますし、
そうでない場合はスカスカで香りのないコーヒーになってしまいます。
このばいせん機の場合、いくつかの目に見えるプロセスでばいせんが適切かどうかを判断します。
3~5分の時 |
豆のチャフがはがれて飛ぶようになります。
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15分 |
豆がはぜる。力強くはぜる事。火力が弱いとはぜ方も弱い。
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仕上げ |
色見本の豆とあわせて豆をざるにうつします。
その時、豆がのびているか、黒いしわが残っていないかも確かめるポイントのひとつです。
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コーヒー豆はゴム風船と同じではぜる手前で黒っぽく、
はぜた瞬間に表面がのばされてしわが消え色が薄くなります。
はじけるにはエネルギーが必要で、火力が弱いとはぜる力が足りなくて
しわの残ったコーヒーになってしまいます。
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