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Flavor coffee
焙煎遍歴
焙煎方法いろいろ
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焙煎とは、コーヒー豆に熱を加えて生豆の成分をいり豆の成分に 化学変化させる作業です。 実際にぼくたち珈琲屋さんが使っている焙煎機というのは 排気と投入温度と火力のたった三つしか操作する部分がありません。 このたった三つの操作の仕方だけで味のつくるのです。 実は、これだけでも無限の焙煎理論が存在してしまうのです。

排気
排気温用センサー
煙突部分ではかる
高さ切り替え
バーナー位置
炎の高さを変える
火力
ガス圧計と
廃熱温度計
(デジタルに変わりました)
焙煎機
制御盤
中段3個の温度計が
比較温度計と廃熱温度計
焙煎機
比較温度計センサー
左右同じ位置に熱電対を
取り付けました。
cup
排気検査機能付スプーン
排気の状態が
チェックできる



過去の焙煎データー・・・
現在やっている焙煎方式

2001年3月8日・・・・ 焙煎量4kg

排 気
本体温度
250
200
150
165
175
185
バーナー位置
火 力
220
260

コ メ ン ト
廃熱温度というものを正確にはかるようになりました。
そこでわかったことは、バーナーを豆に近づけて排気を強くすると 廃熱温度が下がってしまうという事です。 (ちょっと下がるのはあたりまえなんですけど・・・・・)
つまり、水抜きで排気を強くしたときに少量の強い熱風(炎)と空気をいっしょに吸ってしまうから この現象が起こると考えました。
これを防ぐためには水抜きで排気を強くするときには、バーナーを下げて 大量の弱い熱風をつくっちゃえば防げると思ったのです。 (すんげーーーあたりまえの話ですが・・・・・)
その状態で焙煎したほうが、味が濃くなってドリップしていて嫌味が最後まででないように思いました。
味的には、問題がないのですが、豆のつやがちょっと弱いように思いました。
(味は、気にいっているからいいんですけどね・・・・)

























実験データー領域
2001年2月22日・・・・ 焙煎量4kg

排 気
本体温度
250
200
150
165
175
185
バーナー位置
火 力
220
260

コ メ ン ト
今回調べたかったのは、蒸らしの段階で炎をあてるかどうかなんです。
蒸らしの時にバーナーを下げて焙煎すると、バーナーを上げて焙煎したときよりも スプーンからでる熱風の量があきらかに多いのです。
ということは、高温の炎が大量の熱風に変換されたということになります。
ガスを燃やしている量が同じなんですから熱量は同じです。
つまり、バーナーをドラムに近づけるということは熱を直接豆に届けるという事なんです。
バーナーをドラムから離すという事は、炎で大量の熱風に変換して熱風として 豆に熱を届けるということなんです。
(熱風に変換しなくて豆に直接熱を届ける方法は炭焼きのように 赤外線なんかでとどけるのも同じです)
では、どちらがいいか・・・・無難に焙煎する場合はバーナーが離れたほうがいいです。
しかし、味を強く香りを強くだしたい場合は、 炎を直接ドラムにぶつけたほうが強い味と香りが出来ます。
そのかわり、蒸らしと、豆の内部と外部の温度差を無くす作業は絶対に必要になります。
ちなみに、うちの焙煎機のバーナーも、もう一段ぐらい高くなったほうがいいような・・・・
















2001年2月22日・・・・ 焙煎量4kg

排 気
本体温度
250
200
150
165
175
185
バーナー位置
火 力
220
260


2001年2月22日・・・・ 焙煎量4kg

排 気
本体温度
250
200
150
165
175
185
バーナー位置
火 力
220
260


2001年2月22日・・・・ 焙煎量4kg

排 気
本体温度
250
200
150
165
172
185
バーナー位置
火 力
240
260