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Flavor coffee
フレーバーの前身
総合案内所(1F) /特設会場(8F)
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ぼくは・・・今の仕事を始める前、9年間サラリーマンをしていました。
その当時、自分の遊び場のような場所がありました。
そこを集まる連中は「小屋」と呼んでいました。
(ほんとうに・・・小屋だった)
すこしづつ、買い足していった工具類が所狭しとならんでいて・・・
そこでなら・・なんでもできる気がしました。
その小屋で、実験したり試しにいろいろなものを作ったりした経験がすごく役立っているような気かします。
(単に思い込みだったりして・・・・)

cup cup cup

その当時の小屋

ぼくは、発明に凝っていました。
それも・・めちゃめちゃ
ここは、ものづくりにとって天国のようなところでした。
なんせ・・・田舎でしたから
真夜中に切断機やサンダーを動かしても文句はでませんでした。
(隣まで50メートル以上はなれていた)
そんななか・・・コーヒーと出会ったんです。
(たまたまコーヒーの器具を考えたのが発端だったんですけどね)

写真左・作業台付近
写真中・本棚付近
写真右・商品撮影風景

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てまわし焙煎機

コーヒーで最初に凝ったのは焙煎でした。
抽出なんて新鮮なコーヒー豆があればどんないれ方をしてもおいしいと思っていました。
だから、自分で焙煎すれば新鮮なコーヒーが用意できますからカンペキと思いました。
(現在では、こんな考え方は持っていません)
もうひとつには、焙煎というのが一番リクツが簡単そうに思えたのです。
(火の上でコーヒー豆をかくはんすればいいだけ・・・)
けっこううまく焙煎できた気がします。
ただし・・・
今、この時のコーヒーを飲んでみたら・・・
いまいちだろうなぁ・・・

写真左・持ち運べるように取っ手がつく
写真中・豆を入れるように傾向けることができる
写真右・排気調節のカバーがついた

cup cup cup

電動焙煎機

だんだん手でまわしで焙煎するのがやになって・・・
電動に改造しました。
電動にするといい点は、豆をドラムの中に入れるのに ドラムを傾けることなくじょうごでいれられることです。
(このごろの改造でも、この当時のじょうごと構造は同じ)
それと、温度計や豆をチェックするスプーンの部分などいろいろな部分をいじることができました。
このころになると排気の意味が少しだけどわかってきました。

写真・電動焙煎機(温度計や排気の調節ができるようになった)

電動焙煎機の完成形

この焙煎機の完成形です。
なんと焙煎後の冷却機もつきました。
その部分がまたまた仰々しいのです。
チャフを取り除く装置までついていたんです。
それも・・・
上と下にファンがついて急速に冷却できました。
ついでに、チャフを取り除くメカもついていました。
(自動かくはん装置つき・・・)
そのせいか・・・焙煎機部分よりもその他の部分のほうが大きくなっていってしまいました。
(焙煎と関係ない部分でけっこうおもしろかった・・)

cup

cup その後・・・抽出の奥深さを知って・・・

そんなこんなやってたときに、松屋コーヒーの先代に出会いました。
自分はコーヒー通のつもりでした。
しかし、松屋の先代にコーヒーのいれ方を教えてもらったときに いかに自分がたいしたことがないかがよくわかりました。
そこから、本当の意味でコーヒーの研究に打ち込むようになりました。
先代にそこまでやるんやったら・・・商売にしたら
・・なんていわれてその気になって小屋に焙煎機をいれちゃいました。
そして・・・一年ほど宅配でやった後・・今のところに店をつくったんです。
ちなみに・・その当時の焙煎機はコンピューターをフル活用して焙煎を制御していました。
今では、その方法が間違っていたと思います。
もしも・・・
そのコンピューター制御をやっていなかったら、もう少しコーヒーを深く研究できていたと思います。

写真・小屋の時代の焙煎機(完全にコンピューター制御になっていた)

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その当時の焙煎データー(このころは、均一な味をつくるのに燃えていた)
ちなみに・・プログラムは全部自前でつくっていました


制作/フレーバーコーヒー
愛知県西尾市永楽町4-21
0563-57-1292
☆よければお店に来てください。
名鉄西尾駅西へ徒歩5分 [地図
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