top
Flavor coffee
7月のおきらく日記
もどる
top
今週のフレーバー
(水) サンプルをつくらねば・・・
(木) 新幹線は・・・はやい
(金) 「H」さんより試験用の豆とどく
(土) 「S」さんがお休みなのに・・・・
(日) 中川・・・がんばる
(月) エアコンのドレンが・・・
(火) お休みなのに・・・仕事です
7月10日(水)--サンプルをつくらねば・・・
あした・・・・
東京へ出張です。
(いわゆる・・・社会見学でして・・・)
マルヤス工業の人たちと過熱水蒸気の件で 有名な「H」というコーヒー屋さんにいくんです。
そのために・・・豆をつくらねばなりません・・・
(正確にはハンドピックだけなんですけどね・・・・)
この前の金沢といい今度の東京といい過熱水蒸気をやってから忙しいなぁ・・・
(ぼく的には・・・遊びに行くようなもんですがね・・・)
とりあえず、マルヤス工業さんには研究費をだしてもらっているんで協力しなくっちゃあ・・
だけど・・・・
出張前には、豆をぜーーーーんぶ焙煎しておかねばならないのです。
(体力的にはたいへんだけど・・・がんばろーーーっと!)

7月11日(木)--新幹線は・・・はやい
東京のコーヒー屋「H」さんのところに出張です。
久しぶりに・・・新幹線に乗りました。
(別にはじめてのったわけではないんですけどね)
名古屋から横浜までノンストップで・・・
びゅーーーーって感じなんです。
ただ・・・・
横浜から・・・
普通電車にのりかえて・・・・
とろとろと・・・
そのときに思いました。
有名な珈琲屋さんは、新幹線の駅近くにしてもらいたいもんです。
だって・・・田舎もんでも簡単にいけますから
さて・・・
出張のほうですが・・・
楽しかったです。
カップテストの仕方を「H」さんに教えてもらったりして・・・
サンプルロースターをみせてもらったり・・・
いゃあ・・・サンプルロースターってできがわるいもんですねぇ
カップテイスターってあんな焙煎機で焙煎したもんでチェックできるんですからすごいです。
ぼくだったら・・・
絶対ムリだなぁ・・・
それと・・・
カップテストの方法・・・
もうちょっと・・・・
いい方法があるんじゃあないでしょうか・・・
生豆の判定ならともかく・・・
焙煎の判定ならば・・・
もっといい方法があるような・・・
センサーだって工夫次第で精度があがるもんですからねぇ・・・・
そんなことを考えながら、ビールを飲んで・・・びゅーーーっと新幹線で帰ってきました。
とても・・有意義な一日でした・・・

7月12日(金)--「H」さんより試験用の豆とどく
きのう・・・・
「H」さんとしゃべっていて・・・
有名な「I」商事の研究室で過熱水蒸気で焙煎した珈琲を分析しようということになったんです。
ついでに・・・
比較用で普通の焙煎機で「H」さんが同じ豆を焙煎することになっています。
その・・・試験用の豆が・・もう届きました。
(いゃあ・・・仕事がはやいですねぇ・・・・)
どうも・・・昨日の話しだと・・すんげーーーいい豆らしい・・・
そこで、袋をあけてみると・・・・
うーーーん。
いい豆だなぁ・・・・
ぼくがみたっていい豆だとわかるぐらいいい豆です。
じっくりとみてみると・・・・
こんなにいい豆でも、欠点豆というものがぜんぜんないわけではないんですねぇ・・・
(人間がつくるもんですから・・・あたりまえですが・・・)
こんないい豆でも、ハンドピックが必要なんですから・・・・
ハンドピックがまったく不要な豆ってどんな豆なんだろう・・・・
それと・・・・・
焙煎というのは、必ず煎りむらを生ずるんです。
豆の表面のチャフが、断熱材となってチャフの外れるタイミングの差でも煎りむらがおきてしまうのです。
(めちゃめちゃ多いわけではありませんが・・・)
つまり・・・
どれだけきれいな豆であっても多少の煎りむらはしょうがないのです。
本当はすぐにでも、煎ってみたいのですが・・・
ちょっと忙しくで・・またまたギリギリの焙煎となるんだろうなぁ・・・

7月13日(土)--「S」さんがお休みなのに・・・・
今日は、「S」さんがお休みです。
こんなときに不幸にも大量注文の卸の仕事が・・・・
めちゃめちゃたいへんです・・・
ただし・・・
自分がどこまでやれるかをためすのにちょうどいいような気もするし・・・
(実際には・・・大変なんですけどね)
なにがちょうどいいかというと・・・
ノウハウ作りに役立つのです。
何人かでがんばって大量注文をさばいているとただただ一生懸命につくることに専念してしまうのです。
ところが・・・
ひとりでやっているとどうすれば効率よくできるかをじっくりと研究できるのです。
そして・・・
ついでに、それようの装置をつくることも可能となるのです。
(ぼくが変な装置をつくっていると、みんなあそんでいるのとまちがえる・・・つまり・・・怒られる)
世の中なんて、同じ現象をいいほうにとるか悪いほうにとるかで効率がめちゃめちゃ変わります。
ぼくは、すべての現象をいいほうにとるようにしています。
・・・・・そうすると・・・
本当にいいほうに流れるから・・・
世の中は捨てたもんじゃあないですねぇ・・・
本当に・・・

7月14日(日)--中川・・・がんばる
いゃあ・・・やればできるもんですねぇ
ひとりで90kgの豆を挽いて200gづつの小分けをして・・・・
それを実質2日間でやっちゃいました・・・・
(当然・・・日常業務もやりながらです)
焙煎もそれだけ連続でやるとけっこう疲れます。
ただ・・・
よーーーくわかったのは仕事の中には並行してやれる作業がけっこうたくさんあるもんなんです。
そのなかで一番、効率を上げることができるのは・・・
きっぱり・・・・
ミルで挽く作業です。
つまり・・・
渋皮の処理と歯に熱を持たせない工夫・・・・
ついでにいえば、受缶とミルのホッパー部分の工夫・・・
工夫すれば・・・
ひとりでどれだけでもつくれるかも・・・
・・・・・・・
本当に必要は発明の母とはよくいったもんです。

7月15日(月)--エアコンのドレンが・・・
今日は、「H」さんところから取り寄せた豆を焙煎して「I商事」に送る予定でした・・・
それも・・・・
何とかできるはずでした・・・・
ところが・・・
世の中は、わからんもんですねぇ・・・・
エアコンのドレンが詰まっちゃったんです。
そうすると・・・
あたりまえのように・・・水があふれます。
(昔・・・一度修理したことがあったんだけど・・・・)
なんとかしなければ仕事になりません・・・
あわてます・・・・
そして・・・
ミスります。 ついでに・・・自分に腹をたてます。
水滴が一滴、ほっぺたにあたったときになぜ気が付かなかったんだろう・・・
このまえは・・・・
どうやって処理したんだろう・・・
(完全に忘れている・・・)
めんどくせーーーー
ドレンホースをはずしてエアーでも吹いちゃえ・・・・
大型のエアコンの水受皿の容積をナメチャアいけません。
大量の水が流れ出してきました・・・
テーブルが水浸しです。
いゃあ・・・・・
台風でもないのに・・・水害です。
まぁ・・・エアコンの修理の仕方がわかっただけでもよしとしよう・・・
(結局「H」さんの豆が焙煎できなかった・・・)

7月16日(火)--お休みなのに・・・仕事です
お休みなのに・・・・お店です。
・・・・仕事です。
なぜか・・・・ 昨日・・エアコンの故障により「I商事」にサンプルの豆を送ることができなかったのです。
(豆は、昨日の夜にはできていたんですが・・・宅急便に間に合わなかった)
てなわけで・・・
荷物を取りにきてくれるのをひたすら待っているだけという仕事です。
しかし・・・
それでは余りにも間抜けですので・・・
暇つぶしに高級なサンプル豆のハンドピックをやって珈琲をいれて飲んだりしていました。
そのとき・・・・
ふとおもったのは・・・コーヒーの特性なのです。
コーヒーというのは、焙煎してカップテストというものをやって評価しています。
それって本当に正しいんでしょうか・・・・
生豆の成分が複雑に化学変化していり豆の成分が出来上がります。
化学変化を誘導するのは実は焙煎なんです。
ところが・・・サンプルロースターはあまりにも幼稚なんです。
あんなあまりにも幼稚な焙煎機でいったものでコーヒー豆を評価していいもんなんでしょうかねぇ・・・
あの焙煎機では、火の通りやすい植物としては弱いものの方が評価が上がってしまう傾向があるように感じているのはぼくだけでしょうか・・・
生豆を商売にしている人ならばともかく、いり豆を商売にしているんならば・・・
自分の焙煎機の特性にあったコーヒーを探してもいいような気がしました。
とりあえず・・・
直火式焙煎機を使う以上・・・
あんなにつまらない豆はねぇ・・・
誰でも、それなりに焙煎できる豆なんてねぇ・・・・
そういいながら・・・ エチオピア・デルガーゴ(国連コーヒー)を単なるモカとして売っている自分に矛盾を感じていたりして・・・
(ハンドピックがほかのモカよりも楽なもんで・・・・)

次週の日記を読む

もどる