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Flavor coffee
6月のおきらく日記
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今週のフレーバー
(水) シルバースキンとりシューターの試運転・・・
(木) なぜか・・・・営業会議・・・
(金) においセンサーで実験しよう・・・
(土) 実験・・めじろ押し・・・・なのに・・
(日) 限りなくむなしい仕事・・・だけど・・・
(月) 渋皮とりシューター完成
(火) 日本惜しくも・・・・
6月12日(水)--シルバースキンとりシューターの試運転・・・
うちの店で使っているミルにシルバースキンとりシューターを取り付けて豆をひいてみました。
(いっぺんに10キロ以上を挽いたりするときにはめちゃめちゃ便利・・)
たぶんいろいろなメーカーがこのようなシューターをつくっているでしょうが、 ぼくが作った装置がいちばん性能がよくて一番安くできているでしょう・・・
(安さだけは自信作・・・しょーもないなぁ・・・)
ミルで挽きながらそのシューターのスイッチを押すとシルバースキンがきれいに掃除機に吸われていくのです。
ただ・・・・・残念なことに掃除機が強すぎて掃除機の能力の50%もひきだしていません。
これをもっと安定的に吸えるようにして風量も自由に調整できれば・・・・
うーーーん。
忙しくなると発明の虫がうずくなぁ・・・
そんなことよりも・・・
過熱水蒸気の実験を考えないと・・・・
客観的に起こる過熱水蒸気の効果・・・・
コーヒーの味の場合、好き嫌いで語られちゃうと過熱水蒸気価値なんかどっかいっちやいますから・・・
いかに・・・誰もが理解できるような実験を考えるか・・・・
これが非常にムズカシイのです。

6月13日(木)--なぜか・・・・営業会議・・・
うちの店で営業会議です。
マルヤス工業の人たちと、どのようにして過熱水蒸気を商品化して世にだすか・・・・
うちの店で使っている装置の問題点もだいたいわかってきて制御盤のどの部分をオプションにするかなどなど、 どっちかというといかに安くあげるかで議論していました。
(本当は性能の部分で議論したいんですがねぇ・・・・・)
とりあえず、うちの店にきている過熱水蒸気の新しいバージョンが3週間程度でできてくる予定みたいなんです。
(今回の制御盤に期待・・・・なんせ、マイコン制御らしい・・・)
しっかりとした制御盤ができたら大分の「S産業」の焙煎機に実際に設置して焙煎の実演をしなくっちゃ・・・・
それと・・・・コーヒーのカリスマ的な人に会って過熱水蒸気という技術を理解してもらわねば・・・
なんやかんやと、社会見学が多くなりそうだなぁ・・・・
これを機会に「ヤスナガコーヒ」さんや「竹田珈琲」さんに会いにいこうかなぁ・・・
ちょっとは、まじめに珈琲輪勉強しなくっちゃねぇ・・・・・
なんか・・・出不精のぼくがいろいろなところへ行くことになりそうだなぁ・・・この夏
(楽しくもあり・・・・大変そうでもあり・・・)

6月14日(金)--においセンサーで実験しよう・・・
今・・・・においセンサなるものがきています。
これは・・・においの強度を測定する装置です。
(いい香りだとかではなくて単ににおいの強度だったりする)
問題は、このにおいセンサーを使ってどのように実験をやっていくか・・・・
これが・・・・ムズカシイ
どのような意図でどのように実験をやるか・・・・
そして、それが何を意味しているのか・・・・
それを考える必要があるのです。
ぼくとしては、過熱水蒸気のコーヒーは、長持ちするという仮説をもっていてるのです。
それをにおいの持続性で証明してみようと思っています。
まぁ・・・・・それでも、ぼちぼちと実験をやりますか・・・
・・・・・そういえば、その装置を作るための部品を買ってこなくっちゃ・・・・
(睡眠不足でありながらがんばる・・・・ぼく・・ちょっと偉いなぁ・・・・)

6月15日(土)--実験・・めじろ押し・・・・なのに・・
実験がたまっています・・・・
そして・・・・
日記も・・・・
ついでにいうと、仕事もだったりして・・・・
だけど、いいですねぇ・・・・
なんかがけっぷちって感じて・・・
金沢にいって「H先生」としゃべっていていろいろなアイデアをもらいました。
「H先生」としゃべっていて、よーーくわかったのはオリジナルの技術は評価されるということです。
技術畑のひとは、いいですねぇ・・・・・
技術の過程も評価してくれるんです。
成功の後ろに隠れている失敗の数も評価してくれますから・・・
実は、この部分が一番重要なんです。
自分で作り上げた技術は、どんどん改造することが可能です。
ところが、偉い人に教わった技術はその技術が完成していると錯覚してしまうんです。
(もともと技術に完成なんてないんですが・・・)
そのために、教わった人はそこからはいあがれなくなってしまってその偉い人を抜くことができなくなってしまうんです。
いゃあ・・・・・
なんかまじめっぽいこと・・・・

6月16日(日)--限りなくむなしい仕事・・・だけど・・・
日曜日は、ぼくひとりでお店番です。
(遊びにくる連中は、一杯だったんですが・・・・)
そのなかで、めちゃめちゃむなしい仕事をこなしていました。
なんと、賞味期限のハンコ押しです。
ある会社にコーヒーを500個ほど卸したんですが、賞味期限のシールがほしいと連絡があったんです。
(うちの店では、ギフトのときだけその賞味期限のシールを貼ることにしている)
500枚・・・・・・
押しましたねぇ・・・・・
もくもくと・・・・
非常に単純作業です。 ただし、手を抜くとうまく写らないのがハンコのとくちょうだったりする・・・・
ぼくは、このような作業が嫌いだったりする・・・
しかし、そのわりには結構手際よく片付けちゃう・・・
となると、「S」さんたちは、ぼくにそんな作業は押し付けてくる・・・・
(どっちが・・・・やねん!)
まぁ・・・・仕事って楽しいことだけでないですから・・・
忍耐力をつけるにはちょうどいい仕事だったような・・・・
いかに、そんな仕事を合理的に・・・
そして、楽に片付けるように工夫するか・・・・
それを考えるのが、ぼくの仕事だと思います。
いかに、仕事を楽にするかを考えるのにちょうどいい仕事だったと思います。

6月17日(月)--渋皮とりシューター完成
コーヒーミルに取り付ける渋皮とりシューターなるものが完成しました。
今回は、結構な力作です。
もっというと自信作です。
とる量も自由に変えることができるし、 それよりもとり損ねた渋皮をもう一度取り除くという二重の吸引システムが自慢です。
(もともと掃除機の吸引力を使うのでなんぼでも吸うことができる)
また500個の注文がきたら・・・・
使うことができるのに・・・
試運転のくず豆を挽いたときはうまくいきましたが、実際にコーヒーを何十キロと挽いたときの感じで 改良しなくっちゃならんところが必ずでてきますから・・・・
それをまた改造する・・・
その繰り返しが膨大なノウハウになっていくのです。
今回の大量注文がなかったら実際にこんなシューターを実験できなかったでしょう・・
本当に世の中ってうまくできているもんです。
ちなみに・・・・出来上がったのは明け方の6時でした・・・・

6月18日(火)--日本惜しくも・・・・
今日は、お休みです。
そして、今日はサッカーです。
日本代表が試合をするんです。
(わくわく・・・・)
ぼくは、大半の日本人と同様に「にわかサッカーファン」です。
(にわか雨と同様に終わったらすぐに冷めちゃうんでしょうかねぇ・・・・)
・・・・・・・・
すごく面白い試合でしたが・・・・
日本が負けてしまいました。
非常に残念です。
ただ・・・・日本人がこのサッカーで熱くなったのはすごいです。
なんせ、日本という国自体が自信をなくしてたのに、 なんかがんばれるという感じをあたえてもらったような気がするんです。
この熱い気持ちで仕事をがんばれば日本は復活するでしょう。
そんな気持ちにさせてもらった気がします。
ただし・・・・
監督はフランス人にしなければならないかもしれませんが・・・・

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