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Flavor coffee
11月のおきらく日記
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今週のフレーバー
(水) 毎度の泥縄(保健所の検査せまる)
(木) おみごと!(清水の「K」さんに拍手)
(金) くちどめされる(たしかに・・・)
(土) さくらマジックを実験中
(日) ハンドピックの一日でした
(月) ほどほどに・・・
(火) プレゼントの締切
11月21日(水)--毎度の泥縄
あしたは、保健所の検査があります。
うちの店はなぜか喫茶店営業許可を持っているんです。
(たんなるコーヒー屋なんですが・・・)
店先の手洗いとカウンター内の手洗いに必ず消毒用石鹸を設置しなければならないのです。
そして、毎回適当ないいわけで逃れてきたんですが今回はそういうわけにはいきません。
なぜか・・・・
うちの店担当の飲食店組合の方がわざわざ保健所の検査の日を教えてくれて くれぐれも消毒用石鹸をつけておいてくださいと念を押されてしまっているのです。
(たぶん、うちの店がぜんぜん反省していないので保健所の人から文句をいわれたかも・・・)
とりあえず、飲食店組合の担当のおじさんのためにも検査をくぐりぬけねば・・・
てなわけで、あわてて今日消毒用石鹸を設置しました。
たぶん、保健所の人は前日に消毒用石鹸を設置したってわかっちゃうだろうなぁ・・・・
だって、その容器だけ新品なんだもん。
そして保健所の人は、どーーーせ終わったら外す気だろう・・・なんて思っちゃっているんだろうなぁ。
はっきりいいましょう。
うちの店は、断じて消毒用石鹸を外しません・・・・じゃまになるまでは・・・
(やっぱり、外すじゃん!)

11月22日(木)--おみごと!(清水の「K」さんに拍手)
久しぶりに、清水の「K」さんがきました。
一年ぐらい前に、うちの店に遊びにきていて 現在コーヒー屋なんかをやっている人なんです。
その「K」さんが、りんごとワインをもって遊びにきました。
ついでに、「K」さんが煎ったコーヒー豆を持って・・・・
いつものように、「K」さんの煎ったコーヒーをたててみました。
そして、びっくりしました。
ぼくは、あまり人の焙煎をほめることがないのですが・・・・
すごい・・・特に香りが・・・・
そして、焙煎の方法を教えてもらいました。
またまた驚きました。
今まで、ぼくもいろいろな焙煎方法を試みたつもりでしたが そんな方法を考えもつきませんでした。
はっきりいっておみごと!の一言です。
そんなこんなをしていたら、「M工業」の溝田さんが 過熱水蒸気発生装置に取り付けるヒーターを持ってきました。
そして、蒸気の通る配管に巻きつけ電気を流してみました。
なんと・・・1分やそこらで150度以上に達してしまいました。
これは使える・・・・
とりあえず、蒸気発生装置に取り付けて試運転を開始しました。
蒸気が送られて1分後・・・・
あっ・・・
電気がきえた・・・ あっけなく、漏電で・・・・おしまい。
はっきりいっておみごとの一言です。
ついでにいえば、2階の住人「M」くんの コンピューターは動いていたはずですが・・・・
まっいいか・・・・

11月23日(金)--くちどめされる(たしかに・・・)
きのう、教わった焙煎方法を「M屋コーヒー」さんに教えてあげました。
(なんでも、すぐに教えたがったりするわるいくせ・・・)
コーヒーを飲ませて焙煎方法を教えた時に、
「これは絶対に人に教えちゃあだめですよ。だってすごい発見なんですから・・・」
・・・・・・たしかに・・・・
ぼくが研究したもんではないんですからやっぱりあまり人に話すのはよくないと反省しました。
(まぁ・・・・悪気はなかったのでゆるしてね・・「K」さん)
とりあえず、この焙煎法をさくらマジックと呼ぶことにしよう・・・
「K」さん・・・・あまり焙煎法は口外しないように・・・・
それぐらい価値のある焙煎法なんですから・・・・
実は、いろいろなコーヒー屋さんのコーヒー豆を飲んだことがありますが、ここまで焙煎をほめたことは 一度もありませんでした。
そのぐらい感動した焙煎でした。
もし、そんなコーヒーが買いたい人は
櫻珈琲のホームページから メールで注文してみてください。
ただし、どんな焙煎方法をしたのかなどヤボなことは聞いちゃあいけませんよ・・・
たった一年のコーヒー屋さんの焙煎にめっぽう感動してしまった中川でした。
(ちなみに、10年以上焙煎しているんですがねぇ・・・・だめじゃん!)

11月24日(土)--さくらマジックを実験中
うちの過熱水蒸気とさくらマジックの両方を使って焙煎しました。
(いわゆる、思いたったが吉日ってヤツでして・・・・)
2つの技術がいい相性かどうかなんかやってみなけりゃあわかりません・・・
はっきりいって、いま焙煎が安定しているのにまたまた大幅に変えることなんて ちょっと無謀のような気もします。
しかし、うちの場合すべての豆をその方式に切り替えるんです。
そして、お客さんの反応をみて最終的な方向を決めるんです。
(当然、自分で実験してOKの場合ですが・・・・)
なんせ、焙煎ってヤツは何度も焙煎して 微調整しながら一番しっくりくる状態を探していくわけですから・・・
数回焙煎して答えがだせるほどぼくは器用てはありませんから・・・
うちほど、コーヒーの味を変えるコーヒー屋はいないだろうなぁ・・・・
たぶん、しっかりとした結果は二週間後だと思います。
(いままでの経験からして、そのぐらいで味の安定がしてくるような・・・)

11月25日(日)--ハンドピックの一日でした
豆があまりにも足りない・・・・
焙煎してあるんですが、ハンドピックができていない・・・
特に「モカ」が・・・・
だいたい、ハンドピックを減らすために国連コーヒーの 「エチオピア・デルガーゴ」という豆を「モカ」として売っているんです。
ところが・・・・
豆がハンドピックをしなければとても使いもんにならない・・・・
使い始めた時には、選別が楽な豆だったのに・・・トホホです。
うちの店みたいに、電子選別機まで使っていてここまで大変なんだから 一般のコーヒー屋さんはもっと大変でしょう・・・・
だいたい国連が指導していてなんで品質が落ちていくんだ・・・
責任者でてこい・・・・とまではいわないから もうちょっと、悪い豆を減らしてくださいよ・・・
お願いしますよ・・・(けっこう弱気・・)
日曜日はホームページをつくることになっているんですが、 とてもそんな時間がとれなくてハンドピックに追われてしまいました。
いちおう、高品質といううたい文句で飛びついた国連コーヒーですが、ちょっと失速気味です。 (だめじゃん!)
・・・・もしかしたらぼくの焙煎技術が未熟でハンドピックが必要になっちゃうのかなぁ・・・
誰か、ハンドピックが必要なくなるぐらいすばらしい焙煎方法を教えてください・・・
(腐ったりかびたりしたコーヒーをどうすることもできないような気もしますが・・・)

11月26日(月)--ほどほどに・・・
コーヒーの味は「生豆の品質」「焙煎の技術」「抽出テクニック」で決まります。
その中で一番大切なものは「生豆の品質」なんです。
あたりまえのことなんですが、どれだけ焙煎技術があったとしても大豆を焙煎しても コーヒーにはなりませんから・・・・
(たぶん、すべてのコーヒー屋さんが認めていることだと思う・・・)
問題は、程度なんです。
「生豆の品質」がすべてだ・・・といい放つとやっぱりちょっとね・・・と感じちゃいます。
だってその人の焙煎技術を疑っちゃいますよ・・・
どれだけ焙煎というものを研究したのかなぁと・・・
研究してきた人ってかならず謙虚なんです。
だって、絶対に正しいという保証もないわけだしまた意見を変える可能性もあるわけだし、 もっというと、もっとすばらしいアイデアを誰かが発表する可能性のありますから・・・
そんなときにえばっているとちょっと困っちゃいますから・・・
結局、なんでもほどほどがいいですね。

11月27日(火)--プレゼントの締切
今日がプレゼントの締切だったんです。
となると・・・集計をやらなくちゃあいけません。
・・・・がんばっちゃいました。
1000件ぐらいのメールを読んで四枚のページを作りました。
浜崎あゆみ・宇多田ヒカル・木村拓哉・中居正広の4人が喫茶店を開くとして どんなオリジナルメニューをだすかという質問だったんですが・・・
けっこう面白い答えが多くて、できるかぎりホームページで紹介しようとしていたら これがめちゃめちゃ膨大なもんになってきちゃって・・・
・・・それを一日でがんばっちゃいました。
それにしても・・・・
いろいろなアイデアをみなさん考えるもんですねぇ・・・・
こんなにいろいろなアイデアに接するためにはやっぱりがんばって プレゼントをやるしかないかなぁ・・・・
(よければ、みてくださいね)

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