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Flavor coffee
9月のおきらく日記
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今週のフレーバー
(水) 
(木) 
(金) 
(土) 過熱水蒸気その後
(日) 夏・終了宣言!
(月) デザイナーにおこられる
(火) ロケットとコーヒー
9月1日(土)--過熱水蒸気その後
「M工業」の「M」さんが来ました。
(過熱水蒸気の開発をやっている人)
最初に「M」さんがきたときよりもぼくも過熱水蒸気の特性がわかってきて 焙煎もじょうずになってきました。
(実験中のコーヒーを売るなっちゅーーに!)
この過熱水蒸気おもしろいところは、いままであまりいい評価をうけなかった豆が 焙煎できるかもしれないということです。
つまり、今までの焙煎機では火がとおらなかったり水が抜けなかったした豆も きれいに焙煎できる可能性をもつということなんです。
となると、今までは煎りやすい豆の評価が高かったわけですが もしかしたら、別の評価ができるかも・・・・
この実験とか開発のおもしろさは人がやっていなくてどこにも答えがないわけですから 自分の好きなようにやれるのがいいんです。
(どーーも、人とはりあうのは性にあわないもんで・・・・)
そして、誰も先生がいないわけですから人に気兼ねしなくてもいいのが助かります。
(どーーしても、えらい人がいったことが、間違いだとわかってきても悪くていいにくいもんで・・・)

9月2日(日)--夏・終了宣言!
やっと夏が終わりました。
(昼間30度ですが、とりあえず・・・・)
コーヒーのおいしい秋となります。
ホームページを多くの人にみてもらえるようにするノウハウもなんとか できてきて非常に秋が楽しみです。
(がんばって売らなくっちゃ・・・・)
そして、今年の秋はもっともっとコーヒーというものを研究してみたいのです。
テキトーに焙煎しておいしいコーヒーと、ていねいに焙煎するとおいしいコーヒー その違いは何なのか・・・・・
それを調べてみたいのです。
とくに、じっくりと焙煎したときにいい豆というのは 今でまわっているいい豆と同じ豆なんだろうか。
そこらへんを、自分なりに調べてみたいと思っています。
ぼくは、どーーーしてもコーヒーの常識というものが コーヒー業界の都合でできた常識に思えてならないのです。
(自分もコーヒー業界にいるんですけどね・・・・・)
とりあえず、秋からの目標です。

9月3日(月)--デザイナーにおこられる
デザイナーの「K」ちゃんがきました。
実は頼んでいたキャラを持ってきたんですが、 「MO」が読めなくてペケだったんです。
(それでも怒れない弱いぼく・・・だって怖いんだもん!)
そして、「K」ちゃんとホームページの話になって うちのページの欠点をいろいろ指摘されました。
(簡単にいえば、怒られたってヤツですかねぇ・・・・)
「K」ちゃんがいうには、トップページから通販にいきにくいというのです。
その指摘を聞いて自分のページをみると膨大なコンテンツがあるために トップページのボタンだけでもめちゃめちゃいっぱいあって始めてきた人が たぶん迷うよなぁ・・・と感じました。
(「K」ちゃんは、指摘が的確だから頭が上がらない・・・・)
てなわけで、またまたトップページを大幅に変更してみました。
とりあえず、デザイナーにおこられないページになるのはいつの日か・・・・

9月4日(火)--ロケットとコーヒー
今、東京へ行っている「R」くんが、よく「コーヒーの味のわからない人にはくず豆を飲ませておけばいい」 といって勤めている会社にハンドピックで捨てた豆をもっていってました。
(めちゃめちゃ香りがいいといって喜ばれていたらしい・・・)
なんか世間を馬鹿にした話ですが、そんなんでけっこう通用するもんだなぁと思っていました。
もともとコーヒーメーカーなんかで抽出する場合、うまみ成分以外がおおく抽出されるために ちょっとやそっと悪い豆がはいってもだませちゃうんです。
(うちで使う松屋式では、けっこうきれいな味のコーヒーをだすのでばれちゃいますが・・・)
仕事が忙しくなってくると、ハンドピックも雑にしちゃってもいいかなぁと、ふと思ったりします。
このまえ、テレビで日本のロケットの打ち上げ成功をやっていました。
その番組のなかで、トラブルが起こったときにそこまで直させるのかというぐらいに 細かいところまで直させていたのをみてちょっと恥ずかしくなっちゃいました。
プロというのは、そうでなくっちゃ・・・・
ぼくの焙煎した豆に、くず豆がはいっているかどうかが、売った人にわかるかではなくて コーヒー屋としてのプライドでおこなわなくっちゃいけないなぁと思いました。
人間は一度、楽を覚えると理由をつけて楽をしたがります。
そして、それが標準となります。
ある程度までお客さんは寛容ですからそれで通用します。
しかし、いつのまにか少しずつお客さんは離れていってしまいます。
もともと、あの栄華を誇ってた喫茶店の客離れがおきたのがまさにこれだったのではないでしょうか、 おいしいコーヒーをつくろうという気持ちの衰退によってどんどんまずいコーヒーになっていっても 気づかずにまずいコーヒーをお客さんにだして、最後にコーヒーがまずいというレッテルをはられて 消えていったんではないでしょうか・・・・・
いつまでも、もっといいコーヒーをつくるんだという気構えだけはなくしたくないですねぇ

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