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Flavor coffee
2月のおきらく日記
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今週のフレーバー
(水) 溝田君が・・・・
(木) 久しぶりの「Y」さん登場
(金) お湯を使ったダッチコーヒー
(土) 恐怖のおでんパーティー
(日) 「T」さん、ふたたび!
(月) お湯だし珈琲・ゆだっちくん
(火) このごろのお気に入りのホームページ
2月20日(水)--溝田君が・・・・
「M工業」の溝田君からコーヒーに関する資料が借りたいと連絡がありました。
(単にぼくがいるかどうかの確認だったんですけどね)
溝田君自体、何度もうちの店にきてますから、めずらくはないのですが・・・
少し違っていた・・・・
なんとネクタイをしていた・・・・
いゃあ・・・いつも作業着ばかりみてたもんでビックリしちゃいました。
(成人式ってこともないでしょうし・・・・・なぜ?)
・・・・・・
どうも、聞いてみたら出張の帰りらしいのです。
(ナットク!)
それも大分からの・・・・
(「S産業」にいってきたみたい・・・)
ぼくがのんきに焙煎の実験をしている間に溝田君はあっちこっちに ひっぱりまわされ苦労しているみたいだなぁ・・・
今後の実験の打ち合わせの中で、ぼくが真空ポンプを注文したことをいうと 溝田君がそのぐらいのものはうちの会社で用意するのに・・・といってくれました。
しまった・・・相談してから注文すればよかった・・・残念!

2月21日(木)--久しぶりの「Y」さん登場
瀬戸でコーヒー屋をやっている「Y」さんがきました。
(めちゃめちゃひさしぶり・・・・)
「Y」さんが焙煎した「マンデリン」をまたまた久しぶりにいれて飲みました。
いちおうのんで意見を聞かせてほしいということで・・・
飲んで思いました。
冗談じゃあない・・・・
どうみても意見を聞きにきたんじゃあないです。
自慢しにきたんです。
だって、めちゃめちゃうまいんだもん・・・
「Y」さんには、櫻マジックを教えちゃったからなぁ・・・
(恐るべし!櫻マジック)
なんかぼくが焙煎を教えた人って、勝手にぼくを追い越していくようです。
ぼくも、負けないようにしなくっちゃ・・・
だけど・・・・・
けっこう、うれしかったりする・・・・
瀬戸市方面で「Y」さんのコーヒーを知らない人はコーヒーを語る資格なし!
そこまでいうのはおおげさですが、確かにうまかったです。

2月22日(金)--お湯を使ったダッチコーヒー
久しぶりに過熱水蒸気以外のものをつくりました。
(このごろ、あまり遊んでなかったなぁ・・・)
今までダッチコーヒーは何度かやったことがあったんですが、 今回はそのダッチコーヒーのお湯を使った版です。
なぜこんなもんを作ったか・・・・
実は、お湯でものすごくゆっくりとドリップする喫茶店があるんですが、 それがけっこうおいしいらしい・・・
だけど、そんなめんどくさいことはやりたくない
となると・・・・メカをつくるしかない。
というわけで、つくったのが保温水筒をひっくり返してゆっくりとお湯を落とす装置なんです。
ところが、試作機は水筒をひっくり返すときに熱湯を浴びちゃいました。
まぁ・・・実験に失敗はつきもんですから・・・
実際に味はというと、これがけっこういけるんです。
うまいんです。
本においしいとかいてあったけど本当かどうかわかりませんでしたから・・・勉強になりました。
とりあえず、本を読んだ知識よりも実験で得た知識は何倍も価値があるような・・・
(失敗を克服したときのノウハウが一番価値があるような・・・・たぶん)

2月23日(土)--恐怖のおでんパーティー
今日は宴会日です。
前日までに焙煎をぜーーーんぶ片付けてあるんです。
なぜか・・・・
焙煎すると焙煎室兼宴会場が汚れるのです。
(焙煎室は、毎日終わってから掃除機をかけている)
だから、前日にすべて焙煎しておきあとはハンドピックだけすればいいようにしておいたのです。
そして、仕事の合間に店先で「おでん」を煮ていたりして・・・・
(実際には「S」さんがほとんどやってぼくは、ほんのちょっことやっただけ・・・)
おでんをさかなにみんなでお酒を飲んでいると・・・
近所の和食屋の大将が顔をだしたので「T先生」がつくってきたケーキをあげました。
そうしたら・・・・刺身が10人前ぐらい差し入れできちゃいました。
いゃあ・・・・はやいはやい10分かからずに刺し身が消えてしまったんです。
ついでに、ワインや日本酒の中身も消えていきました。
いつも、集まっている連中はマイペースでお酒を飲んでいるんですが、 大学生の「S」くんは、ペース配分を知らない・・・・
そして、酒がうまいもんばっかりときている・・・・
となると、必然的に酔っぱらいです・・・・
完全に飲みすぎ状態です。
結局ぼくは、「S」くんを寝袋に押し込んで悪さをしないか監視するはめに・・・
それにしても、みんなよく飲んだし、よく食べたなぁ・・・・
(ちょっとあきれる・・・・)

2月24日(日)--「T」さん、ふたたび!
このまえ焙煎機を改造してあげた「T」さんがきました。
なぜか・・・・
壊れたんです。
実際に壊れたのは温度ヒューズがとんでただけなんですが・・・
(またまた関係のない部分まで改造してしまった)
今日は、きのうの酒と睡眠不足がたたって仕事をやる気がおきなかったんです。
しかし、改造となるとがぜんはりきっちゃうんです。
そして、原型がどんどんなくなっていく焙煎機をぼくと「T」さんはおもしろがっているんですが、 奥さんは、また遅くなるんではとちょっと不安気味でした。
(以前きたときは、11時半すぎまでかかっちゃいました・・・)
とりあえず今回はあまり遅くならないようにほんのちょっと気を使って試運転もせずに 改造を終わらせました。
(試運転をするとまたまた改造することになっちゃうことが多いもんで・・・)
それから・・・・・・
きのう飲みつぶれた大学生「S」くんは、昼の2時すぎまで”寝たように死んでいました”が、 そのあとがんばってうちの店の通販システムの手直しをしていました。
うーーーん。
きのう彼にちょこっとだけしか酒を飲ませていなければ丸一日こきつかえたかもしれないなぁ・・・・
(次の宴会のときは、あまり飲ませないようにしよーーーっと!)

2月25日(月)--お湯だし珈琲・ゆだっちくん
ゆだっち君のページをつくろうと写真をとっていました。
ついでに、お湯を使ったときと水を使ったときの味の違いを調べようと 機械を動かしました。
いゃあ・・・・やってみんとわからないもんですねぇ・・・・
水で動かした時とお湯で動かしたときでは、抽出スピードが全然違うのです。
(氷水と熱湯では約3倍違う)
熱湯のほうがはやいのです。
なぜだろう・・・
実際は、単に味の違いをチェックしてページを書くはずだったのに・・・・
本当に実験というのは、ぜんぜん予想に反したことがいっぱいでてくるものですねぇ・・・
毎度のことながら感心しちゃいます。
ただ、このようなトラブルはなれちゃっているのでなーーーんとも思いませんがね。
ちなみに、ゆだっちくんのゆだっちというのは、湯を使ったダッチコーヒーという意味です。
(いゃあ・・・安直な名前のつけ方だなぁ・・・)

2月26日(火)--このごろのお気に入りのホームページ
このごろよくみているホームページを紹介します。
(日記でこのようなことを書くときはネタがないと思ってまず間違いない・・かな?)
それは、
竹田珈琲教室という ページです。
むかし、「コーヒー&エスプレッソの技術教本」(旭屋出版)という本で ドリップに関して書いていた人がつくっているホームページです。
はっきりいって、内容が濃いです。
そして読みごたえがあります。
むかし、作者の竹田さんと電話で話していたときに
「せっかくだから焙煎もやったらどうですか」
と聞いたことがあるんです。
そうしたら、竹田さんは
「ドリップさえもまだまだわからないのに焙煎なんてとてもとても・・・」
と答えました。
そのときに自分が非常に恥ずかしく感じました。
自分は、たった20年の研究で抽出も焙煎も一人前のような気になっていたからです。
(はっきりいって竹田さんの謙虚な姿勢はすばらしいと思いました)
・・・・・・・
珈琲って本当におもしろいものだとおもいます。
抽出という技術だけでも研究で何十年も楽しめます。
そして、焙煎も同じぐらい楽しめます。
珈琲の研究を続けていって いきつくところは「珈琲は生豆で決まる」ということに落ち着くでしょう。
しかし、この言葉は焙煎や抽出の研究をやりつくした人間がいうべきセリフなんです。
珈琲の抽出や焙煎すらできない人間がいうべきセリフではないのです。
だから、とりあえずぼくは20年後までこの言葉は取っておこうと思います。
(ただし、商売では煎りたてを強調したり生豆の優秀さを強調するのはアリだとおもう・・・・ だってコーヒー屋だって商売なんだもん!)

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